「ガムを食べた。」 DiaryINDEXpastwill
2001年02月21日(水) パニック

なんだかおかしな事になってきた。またパニックだよ。

俺は、現実のある側面から見ると、無職引き篭もりに過ぎない。
人間関係を上手くやっていくのが苦手で友達もほとんどいない。
高校も大学も中退し、バイトを転々とし、就職なんてした事がない。
そろそろ半年近く、部屋に篭ってばかりいるから、青白い顔をして、体力も落ちてきた。
最近やっと危機感も芽生えてきて、何とかしなければと考えている。

なのに、ある側面から見ると、俺には代表取締役という肩書きがあるんだ。
中途半端な町で、中途半端に土地を持っている百姓が、
税金対策のために中途半端に不動産に手を出して、中途半端に家を会社組織にした。
俺はそういう家の長男に生まれた。
税金対策のために、自分が祖母の養子になり、「会社」の代表取締役の肩書きを持っていた事は知っていた。
半年くらい前から、親や兄弟と話していてなんとなく考えてはいたけど、
昨日両親と話していて、この事を改めてはっきりと意識した。
親は「お前はここで、家の事をやればいいんだよ。」と言う。。。

なんだこれは!!こんな矛盾に満ちた話があるかよ。
親は、俺のことを完全に諦め切っていながら、同時に大きな荷物を俺の肩に乗せている。
俺はうってつけの活路を見出したようで、実は大きな荷物に押しつぶされそうだ。

「子孫に美田を残さず」とかいう言葉があるけど、その通りだと思っていた。
「長男」って言葉はカースト制度のような理不尽なものだと思っていた。
土地は、ずっと巨大な足かせとなってきた。
ずっとそういうものから逃げるために生きてきたはずだった。
なのに結局この土地からは1歩も出ていない。
誰かがよく煽りで言う「アホぼん」そのものだ。。。
いつかTVで、四角い箱に入れられたまんま育てられた四角いメロンを見たことがある。
俺はそういう奇形だよ。
腹立ってきた。
くそ田舎で、何の楽しみもなく、贅沢するでもなくコツコツと、
ただ守るためだけに必死に苦労して小さな土地を守り続け、
今の状況で、まだ自民党や森を弁護し続ける保守的な百姓。
問うても問うても、なあなあで話を誤魔化し続け、同じ道を行けと言う。。。

頭が混乱してきたよ。
これでいいはずがないだろ。。。

昨日、走って疲れたせいか、今日起きたのは朝7:30だったよ。
今日も走ってきた。
01/02/21 16:00

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