「ガムを食べた。」 DiaryINDEXpastwill
2001年04月22日(日) よくわからない自分。

なんとなく日記。

先週から午後は家の手伝いをすることに決めた。
でも、すげぇ嫌々な気分で手伝っている。
この気持ちはなんだろう。
自分から言い出したことなのに。

やってる仕事は単純作業だ。
田んぼの土に肥料を撒いたりとか。
肥料を撒いた日、黙々と働いていた俺に、後で父親が言った。
「お前、肥料撒いとる間何を考えとった?」
俺は正直に答えた。
「悲しーくなるだけや。」

父親も母親も笑って、夕食時の会話なんかで「悲しーくなる」って言い方を冗談めかして真似されたりした。

なんで悲しくなったんだろう。
今、まともなことはこれくらいしかしてないからとか両親には言っておいたけど。
これから一生こんな仕事を続けるのかと思うとぞっとするってのもある。
だからと言って他に何かできる訳でもないのがまた悲しい。
自分に出来ることはもはやこういう単純作業でしかないのか。
しかも他人との交流のない家の仕事。

手伝いを始めたのはいいけど、一緒にいる父親なんかについついネガティブなことを言ってしまう。
実際毎日寝るときは、このまま起きなくていいと思う。
父親や母親に「頼むから先に逝かせてくれ」って言いたいような気分になることもある。

それでも嫌とは言わず手伝いをする。
最近自分の気持ちがわからない。
何かを難しく大きく考えすぎてるみたいなんだけど。

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