「ガムを食べた。」 DiaryINDEXpastwill
2001年07月24日(火)

ちょっと思い出した。
先週、どこかに出かける際、家を出た瞬間に見覚えのある人とすれ違った。

水色のジャージに白いTシャツ。
量が多くて長い髪の毛。
常に引きつったように笑ったような表情。
手の平をヒラヒラと回すような仕草。

小学校の同級生だった。
当時から自閉症か何かで学校にはほとんど来なかった奴。
そして、俺が友達と一緒にからかったりいじめたりした奴だ。

敢えてまるで気がつかなかったように駐車場に向かったけど、
本当は視界に入った瞬間にそれが誰なのかわかった。
平日の真昼間に、フラフラと家の前を通り過ぎていった奴を見て、
なんだか申し訳ないような、シンパシーのようなものを感じた。

俺も今はあんたと同じような状況にある。
いいざまだろう?
昔いじめた罰かもな。

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