日記...マママ

 

 

- 2011年12月01日(木)

昨日日記に書いた「読解アヘン」サイト内をうろうろしていると、見覚えのあるシーンが。
「堀さんと宮村くん」を描いた人は他に「7と嘘吐きオンライン」というWebコミックも描いているのだが、そのワンシーンをどこかで見た覚えがある。
3分ぐらい考えて思い出した。
陽一君のサイトでずっと前に紹介されていた。
どんな感想だったかはよく覚えていないが、紹介するぐらいだったのだからきっと気に入ったのだろうと思う。
やっぱり付き合うぐらいなのだからツボも似てるんだなあ、と変に感心して久しぶりに陽一君のサイトに行ってみたら、以前に輪をかけてわたしのことを散々に書いてあって、まあそれだけのことをしたのだから当然なのだけど、ああ、見なきゃよかった、というかわたしはもうここを見るべきではなかったのだ、わかっていたはずなのについ見ちゃったよ。
後悔の念で一気にテンションが下がる。

まんがだからだいぶかわいく描かれてはいるけれど、堀さんと宮村くんの構図が当時のわたしと陽一君の関係性と多少似ており、それで昔のことを思い出して泣いてしまったのかな、と考えたりもしたけれど、なんとなく、それも違う気がする。

本当に、なんでこのまんがでこんなに泣けてしまうのかがわからない。
堀さんと宮村くんに、わたしはいったい何を見ているのか。

うーん。
学、なのか?

最終話で宮村くんは過去の自分と邂逅するが、たぶんわたしが学といっしょにいたときに目指していた境地がこれで、学にこのようになってほしくて、わたしは学といっしょにいたように思う。
長かった髪を切ったり、服装をいまどきにしてみたり、携帯で何気ないやりとりをしたり、そういうのが本当に楽しかった。

母が一度だけ、学を偶然見かけたときのことを、後になってこう言った。

「目が本当にきれいな人だったわね」

そうなのだ。
学は、目が本当に、本当に、きれいだった。

やっぱり、そうなのかな。

学に、わたしは、こんな青春を送ってほしかったのかな。

学のお父さんは、わたし宛の手紙に
「よい人生だったろうと、思います。」
と、書いていた。

本当に?本当に、そう思う?

たった半年、年上の女と付き合って、振り回された挙句、捨てられて、行き場を失って、学は命を絶ったのだ。
それまでは、年相応の楽しみも何も知らない子だった。
なのに、底抜けにお人好しで、やさしいんだ。
この人の描くまんがには宮村くんのように一風変わった男の子がたくさん出てくるが、どれもこれも、学みたいな子ばっかりだ。
見た目も、性格も。

あー。
まあ、これだな。たぶん。

くそー。
全然克服できてねえ。
克服できてないから、同じことを繰り返すんだ。

もうやめよう。
破綻してる。なんかこう、大事な部分が。

ごめんな。陽一君。
読んでないと思うけど。

まだ頭がくらくらしている。


出家したい。


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