![]() |
春の気候 - 2012年04月16日(月) 春になると、なんというか、頭がふわふわしてしまう人が増えるらしいが、わたしも毎年この時期は変になる。具体的には、発情する。 必ずしもセックスがしたくなるというんではなく、新しい恋愛を無性に求めたくなる。 新しい出会い・新しい関係がほしくて仕方なくなる。 ほぼ毎年そうだと思う。 この感覚で真っ先に思い出すのが学のことで、それに、同棲していた人、それに、陽一君。 別れを意識するのは、決まって今ぐらいの時期だった。 愚かだった、と悔やんでいるのは学のことだけで、他の人とのことは、結果としてなるべくしてなったことだと思っている。 しかしあまりに毎年のことなれば、さすがのわたしも気づく。 いつものやつが、また来てる。 参った。 結構困ってる。 身体は向こうのほうがずっと大きいけれど、立ち位置としてはわたしが基本的に見下ろしている。 何を考えているのかすぐに推測できるし、社会に対して大人びた考え方ができる割に女慣れはしていない経験値の傾向も手に取るようにわかる。 よくわかる。 で、基本的によくわからない彼氏のことが、このへんで出てくる。 つまり彼氏に対する不満の裏返しなわけで、わからんのだ。 いや、わかるんだけど。 マクロはわかるが、ミクロがわかりません。 見かけとは裏腹に、かなりの九州男児だ。 基本口下手、甘え下手。 なのでミクロの理解はまあ適当でいいや、と思ってたんだが、そうすると付き合いがだいぶ味気ない。 どうもいずれわたしを奥さんにするつもりのようだが、まだ奥さんじゃなくて彼女なので、なんかこう、もうちょっとキャッキャした感じでいってもいいんじゃないかと思うのだがどうか。 というような不満をわたしの中で顕在化させてくれるバイトの学生に困っている。 話してると楽しすぎて、前は普通に楽しかっただけなんだが、最近は本格的に困っております。やたらとどきどきしてしまうから。 これも毎年思うんだけど、合体してまた分かれれば完璧なのにね。 足して2で割るというやつ。 いや、それじゃいいところも半分になるからダメね。 何を言っているんだわたしは。 -
|
![]() |
![]() |