日記...マママ

 

 

- 2012年06月11日(月)

仕事でばたばたするのが本当にしんどかったのだけど、やっと今週、泥沼から抜け出せそうな気配がする。

もう具体的に書くが、母から引き継いだほうの教室が本当にいちいち手間取る。
母がやっていたころの詰めの甘さがじわじわをわたしを蝕む。
先代の指導者の影響というのは本当に強敵だ、
よい先生だった場合はいいのだけど。

スタッフとして働いていたころから横で見ていたからよくわかるが、母の仕事ぶりはまあ、有体に言ってひどかった。
生徒への指導の姿勢。スタッフへの仕事の振り方。

もうほんとにいちいち甘すぎるし適当すぎるし気分屋すぎるし、もうひどすぎる。ほんと。

母はこの仕事を始めるまで就労経験がなかった。
働いてお金をもらった経験というのは、学生時代の家庭教師のバイトだけだった。
45歳も過ぎ、生まれて初めて従事した仕事がこれだった。
だからまあ、本人なりに頑張ったんだろうと思うんだけども。
もともと気位が無駄に高いうえに45歳スタートなものだから、周囲の助言や忠告をまともに聞く耳を持つこともできなかった。
事務局がやるさまざまな種類の研修も「プライドが傷つくから」という理由でずいぶん選り好みしていた。
ひたすらほめておだててくれる研修でなければ、すぐに行くのをやめていたらしい(というのが、わたしも研修に参加するようになってそれぞれの研修のパターンや性質を理解するようになってからよくわかった)。

あんなんじゃ、まあ、こんなスタッフしか育たないし、こんな子どもしか育たないよなあ、と、しみじみ思うのである。

スタッフさんも本当に頑張っているんだというのはよくよくわかっている。
トップが示す方針が、もうずっと前から基本的にずれていたため、もう何年も前から来てくださっている古株のスタッフさんには、本当にくっきりと、いろんなことが壮大にずれたまま身についてしまっているのだ。

経営者による違い、というレベルではない。
そもそも母のやり方が、フランチャイズ本体の方針からずれていたのだ。
だからその下で働く人たちは当然、もっとずれる。

ちょっと目を離すともう正直言ってひどいもんである。

言えば、きちんと聞いてくださる。
一週間ぐらいは、それを守ってくださる。
でも次の週には、元に戻っている。
また言う。
ちょっとだけ直る。
すぐに元に戻る。
これを何か月も繰り返している。

何回言えば直るのか、もしかしたら、もう直らないんじゃないか?

最近気づいたが、たぶん、彼女たちも、メンタリティが母と似たものになってきているのだ。
そもそも母が個人的に気に入って声をかけて来てくださるようになった方たちなので、母と気が合うという時点でまあ推して知るべし、というべきか。


昨日今日入った学生スタッフの方が、よほどよくわかっている。

企業が真っ白な新卒を採りたがる理由もこういうところにあるんだろうね。

そんで、スタッフが直らないので、当然子どもも直らない。
何もかもが、ひどい状態のままである。
あーもう。
ほんといい加減にしてくれ。

知り合いのつてで後学のためにとずいぶんいろんな教室のことを見たり聞いたりしたが、隣の芝効果でよく見えるのだということを差し引いても、この教室よりはひどくなかった。
先代の指導者が心底憎い。
それが母親だというのがさらに呪わしい。

3年はかかるだろうなあ。
ひとつめの教室は、先代の先生が本当にしっかりした方だったから、2年ぐらいでまあなんとか自分のペースでできるようになった。

ここは、たぶん、もっとかかる。

先代の先生が、あんなちゃらんぽらんだったからね!




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