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2002年02月15日(金) 椿姫初日。

チケットが取れなかった〜!と大騒ぎしていましたが
いろいろな友達の心遣いのおかげで無事椿姫を見に行くことができました。
とりあえず初日の余韻がさめないうちに感想など。
思い出しただけでじわっと来てしまうぐらい結構興奮状態が続いてますので、
わけわからん文章もお見逃しを。
 【ネタバレ注意】


衣装はもちろんワイドショーで放送したゲネプロと同じもの。
白い服がライトに映えて、とにかくすごくきれいでした。

剛は舞台の先端近くに座るので、客席との距離はすごく近かったです。
両サイドの席も内向きに並べられていて見やすかったんじゃないでしょうか。

高田さんのピアノから始まって、田村さんの歌。
暗い中、剛が出てきて椅子に座り、サントリーホールの業務日誌を読むという形で舞台が始まります。
椿姫の本は一応買ったんだけど、字が小さくてめげそうだったのに加えてカゼをひいてしまい、
結局読めないまま初日に行くことになってしまったんですが、
椿姫のだいたいのストーリーはわかっていたのでそれで十分でした。
(もちろんちゃんとわかっていればもっと楽しめたのかもしれませんが^^;)

主な登場人物は5人・・・かな?
声でしっかり演じ分けていたし表情もすごく豊かで
朗読っていうか、ひとり芝居を見ているような感じでした。
ひとり芝居だと見方によるとコントっぽくなっちゃうかもしれないけど(笑)
朗読という形をとることによって剛の演じ分けが生きていたような。
お気に入りは低い声の笹倉部長ですね、やっぱり。
有谷の日誌を読む時の剛はすごく楽しそうでした(^o^)

剛が読むお話と椿姫のお話がシンクロして、話の流れに沿って歌が歌われるんですが
田村さんが歌っている間は当然剛に当たっているライトは落ちるんです。
でもぼんやりと青白い光に浮かび上がる剛の姿が、それはもうきれいできれいで。
上を向いたり、首を左右に動かしたり、お茶を飲んだり。
そんな仕草も青い光に照らされて幻想的でした。

ストーリーは椿姫そのものじゃないって聞いていたから、どんな感じか想像がつかなかったんだけど
とにかく剛の声と演出にグーッと引き込まれた感じ。
笑いあり、涙ありっていうお話ですごくおもしろかったです。
簡単に言っちゃうと「現代版・椿姫」っていう感じ?←簡単すぎ^^;
想像がつかなかっただけに無防備だった私。
膝にコートを抱え込んだままで何も持ってなかったんですよ。
朗読を聞いていて思わずうるっときた時には焦りました。
ハンカチはかばんの中・・・。
ベースは椿姫なんだから一応ハンカチぐらい用意しとけよって自分に突っ込みましたね〜。
会場はそれはもうものすごい緊張感で張りつめていて
ハンカチを取ろうとちょっと体を倒すのもはばかられるほど。
仕方なく、ぽろぽろ流れ落ちる涙を手でゴシゴシ拭いておりました^^;
おまけにカゼっぴきですから鼻もズルズル。
いや〜、ホントに泣かされました。
もう椿さんの落書きを読み始めただけで、内容がどうこうじゃなく、ただ切なくて切なくて。
で、泣いてると笑かしてくれるし、ものすごく張りつめて聞いてるから頭クラクラしてきちゃいました。
(多分熱もあったんだと思う^^;)

これは余談なんですが、隣に座っていたのが偶然にも友達と、友達の妹さん。
私の真横に妹さんが座ってたんですが
終演後にホールを出て他の友達を交えておしゃべりしてたんですよ。
私が「あ〜泣いた泣いた」って言ったらその妹さんが
「私の隣の人、ずっと鼻すすってた」って。←私がその「隣の人」だったことを忘れてたらしい(爆)。
まわりの人の迷惑になってたみたいっす^^;

オペラはもちろん原語だったけど、上に字幕が出るようになってたから意味はちゃんとわかりました。
久々に音楽に触れられたのもすごく楽しかったです。
椿さんの落書きを読む時の高田さんのピアノ、良かったな〜〜〜。
朗読とオペラって、ちゃんとかみ合うのかと心配だったけどすごくいい演出だったと思います。
私が言うのもおこがましんですけれども、土田さんアッパレって感じ。←えらそう・・・^^;

すごく生き生きしてる剛を見てて
「いい仕事できてるね」って思いました。
この経験はものすごい財産になるよね。
絶対絶対再演してもらいたいです。

でもね〜、初日のせいかカミカミでした。
友達は噛んだ回数を8回まで数えてやめたって言ってましたけど(苦笑)。
話のオチで力みすぎて噛んじゃったりするんですよ。(なんてことない個所でもやっぱり^^;)
だからオチどころがビミョーにずれてしまうんですよね〜。
小学校の時の音読の宿題で先生に言われませんでしたか?
「つっかえないで読めるようにしてきましょう」って。
噛んでもしまうのは、朗読としては初歩的なミスです。
もちろんそれを補うだけの表現力はあったと思うのですが
やっぱり剛がつっかえてしまうことで、聞いている私たちも
椿姫の世界から「あっ、やっちゃった」って一瞬現実に引き戻されてしまうんですよね。
ここはあえて、しっかり読んでもらいたいなぁと。

・・・と言いつつも花丸をあげちゃう私はやっぱり甘いのかな。
とにかくいいモン見たな〜って思ったのでした。

帰ってきてからずっとパンフを見てたんですけど。
練習風景の写真、出演者・演出家のことばがあって、大半が台本(業務日誌)なんですよ。
それをもう一度読んでみました。
文字で自分が読むのと全然違うんですよね。
大好きな剛が読むのと自分がササッと読むのが違うのは当たり前なんですけど
やっぱり剛が読む「椿姫」を聞いたことで、私の中に椿姫ワールドみたいなものができていて。
声じゃないと表現できない世界があるっていうのを痛感させられました。
でも台本を読んでいると、剛の声が聞こえてきそうな気がする・・・。
大切な宝物になります。


細かいツボもいっぱいあったんですけど、それはまた後日。
あらすじみたいなこともちゃんと書きたかったんですけど、それもまた後日。


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