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2002年02月16日(土) ひとすじの涙。

とくダネ、ご覧になったでしょうか?
いろんな映像がてんこ盛りだったし
インタビューの内容も濃くてすご〜く良かったのですが、中からひとつだけ・・・。

練習中に「ごめんな。ごめんな。」と読みながら泣いてしまう剛。
確かに物語の中で最も涙を誘う所なんです。
別れざるを得なくなって身を引いた椿さんの真意を知り、
彼女を必死に探す古田くんの悲しい「ごめんな」
すれ違う二人の切なさに、初日には聞きながらしゃくりあげそうになった私ですが、
演出の土田さんは「感情を出して、それを無理矢理押さえて」とダメ出し。

なんと難しい・・・。
感情が高まらなければ聞いている人の心を揺さぶることはできないのに、
高まりすぎてもいけないとは。
でも「わかりました」とキッパリ答える剛の凛々しいこと。
大変な事に挑んでいるんだな〜剛は・・・とつくづく思いましたよ。

稽古を積んで、いよいよ初日。
朗読をする剛の頬を涙が伝いましたね。
私は心の中で「剛、すごすぎる」と思いました。
涙がツーッと落ちた時。
まさに古田くんの「ごめんな」の直後なんですよね。
泣きながら「ごめんな」を読むのではなく、高まる気持ちを押さえながら「ごめんな」
そして、古田くんの「ごめんな」を聞いて「僕はたまらなくなりました」のところで
押さえていた涙がひとすじこぼれ落ちる。
土田さんの言ってたことってまさにこれですよね。
押さえていた気持ちが、押さえ切ったと同時にこぼれ落ちる瞬間でした。

あの涙を見た時には鳥肌が立ちました。
演出家の指示どおりのことができる。
剛の強みはここですね。
自分の形はないのかもしれない。
でもどんな形にもなれる。
今度はどんな形が見れるのか。
剛のすごさを実感できた、ひとすじの涙でした。


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