自分の年齢がこわくなってきた。 年を取るのは、どんどん諦めていけるから、楽しくていいのだけど、 諦めるといっても、まだまだ諦めない方がいい事も沢山残っているような気がして、心配だ。 若くて可能性が何処までもある、という程の年齢ではないし、もう諦めた方がいいという年齢でもなく。 けっこう、瀬戸際のような、きっと後になって、大学4年の時あれやっておけば良かった、とか、あれ始めとけば良かった、なんて思いそうでこわい。 子供の頃からやりたいと思っていた事、夢、とか沢山あったのに、大学入ったらあれやろう、ということも、あったのに、諦めちゃうのかなあ。 就職なんてしてる場合じゃないんじゃないかな。 わくわくすること、本当にやりたい事をするために、知恵を絞らなくっちゃ、という気分。 もっと、自由なはずなんだよ。 大学4年だから就活して、とか、人生ってそんな単純じゃない気がする。 私は他の人と違う事をするのは全然こわくないなあ、というのも思った。 なんでかな、と考えるに、私は今までも、人生で「これは上手くいった!」ってことは、たぶん1つもなくって、例えば高校、大学受験も失敗が多かったし、部活やサークルでも挫折とかって多くって、だから思い通りに行かない、とか、他の人と足並みが揃わない、という事に、慣れているというか、びっくりしないし、平気。 どうにかなるだろう、という感覚がすごくある。 その上、いつまでも夢見勝ちというか、浮世離れしてるとういうか、小説や詩の世界も、現実の世界と同じ位の価値で考えているから、なんか、ほんとに、もっと自由なはず、という思いが強いというか。 友達なんかも気にならなくって、私は私、という思いも強いし。 旨く言えないが、「もっと私らしい生き方があるはず、他の人の流れには合わせたくない、もっとちゃんと考えて生活したい、やりたい事をやりたい!!」と思う。 こんなもんじゃない、と思う。 こうしている間にも、宇宙は膨張して、エントロピーは増大して、今が過去になって行くと思うと、こわくてしょうがない。 そう、上手く行かない事や、失敗する事は全くこわくない、やりたいことをやらないで時間が過ぎてゆくのがこわい。 お金がないのも、こわくない。そんなのどうにかなるだろう。 もっとこわいことがあるはず。 もっと動かないと。 そうすれば新しいアイデアが浮かぶのかもしれない。 じっとしてても答えが出る訳無いし。
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