考えるのに時間のかかる人がいたら、他の人で話しを進めた後、しばらくしてもう一度その人に「さっきのことで、いいアイデアあった?」なんて聞いてみると、すごくいいアイデアを喋ってくれる時がある。 何もみんなの前でハキハキ喋れたり、中心になれたり、そればかりがいい事ではない、というか。 そういう事をしない人の中にも、いい物を持っている人は沢山いて、だから、そんな人に水を向けてみるといい意見が聞けたりする。 自分から話す、積極的に、みんなをまとめる、そういう事も大事かもしれないけれど、私はそういう事をしない人の話を、もっともっと聞いていきたい、話し易い雰囲気を作れる人になりたい、と思う。その方が絶対面白い話を聞けるはず。 ちょっと話がずれるかもしれないけど、「みんなの意見を聞いていたらまとまらない」って思うかもしれないけれど、まとめるのってそんなに大事なことなの? 雑なまとまり方になったとしても、沢山の意見を聞いた方が、もっともっと大きないい集団になると思う。だってそれだけアイデアが増えるのだから。 それに話を聞いてもらえるだけで、その人のやる気は随分かわるはずだ。 一部の人でことを決めて進めて、他の人はそれについて行く、なんていうのは、僭主制?よくわからないけれど、専制政治じゃない。 みんなの国じゃない。 と、かなり離れて国まで行ったのでこの話題はやめよう。 でも、思うけれど、小泉首相とかのことだけど、そりゃあ、意見に対してぱっと切り返せるとか、言葉で人を惹きつけるとか、そんな感じですごいって思うし、政治家ってそういうの大事かもって思うけど、なんか「上手いな」の域をでないというか。 精神異常者に対する刑法を見直すとか、なんか変だと思う。 ところで、今日は「オリーブ」の復刊の日だ。高校の時にずっと購読してた雑誌なのだが、休刊してたのが、6/18に復刊、という事で、楽しみにしていたのだった。 ちょっと大人のオリーブに、なんてコピーだったから、ふうむ、と思ったが、可愛くなくなってた気もする。前はもっとちっちゃくて薄くって紙質もぺらぺらだったのに。それに広告もかわいいのばかりだったんだよなあ。 広告。私は雑誌にいやな広告が入ってるのが、どうも嫌で。 ところで、新聞にいい科白があった。 「本当に美しい音楽は大声で語らない。表現したいのは『気配』」 というの。
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