twitterも書いております。
『ミライの源氏物語』のAmazonページはこちらです。
『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

ラズベリーとボリス・ヴィアン
2001年06月19日(火)

前から思っていたけれど、俺はリーダーシップってのが、苦手だ。
取るのも取られるのも苦手。
誰の事も引っ張りたくないし、誰にも引っ張られたくない。

昨日も書いたが、ほんとうのリーダーシップっていうのは、自分が、と出て行くのではなく、みんなの話しを黙って聞くことが出来る事じゃないかと思う。
一人一人の良さを引き出すことが出来る、そして上手く流れを整えていくことが出来る、自分は控えめでいられる、そういう事が出来る人じゃあないか、と思う。
先頭は切らない、様子を見て後から付いて行く。

それにしたって、よく就活でリーダーシップのある人って受けがいいように思うけれど、ほんとうはそんな人ばかりだったら、仕事進まないだろう、と思う。
色々な人がいないとどうしようもないのだ。

集団というのは、微妙なバランスで成り立っていて、一人でも抜けてしまったら、違う集団になってしまうと思う。

別に情に流されてもの事を考えている訳でもないが、世の中はそうシステマティックなものでなく、目に見えないものすごく色々な物が絡まって、微妙なバランスと絶妙なタイミングで進み、今の状況があるのだと思う。

まあ、なににせよ、俺はリーダーシップなんてものより、深く物事を考えたり、自分の考えでひたすらマイペースで行動したり、マイペースでいながら人の気持ちには敏感でいられる、そんな事が出来る人に魅力を感じるな、という事を考えた。
そんな人になりたいな、と。
まあ人それぞれってことか。

スピッツのラズベリーの音を取ってみた。
ちょっとエッチなとこがいい。
あと、ミーコがどうのって歌。題名わすれてしまった。
遥かと冷たい頬も少し。

ボリス・ヴィアンの日々の泡を読み返してみる。

俺の好みはロマンティシシズムの地平を離れない。

曲も本も、うっとりするもの、せつなくなるもの、がすきになる。

それにしたって音楽は不思議。
卒業するまでに、もっと音楽について知っていく事が出来たら……と思う。




BACK   NEXT
目次ページ