Love Letters
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ロンドンでナースをしている友人が一時帰国したので、
久しぶりに会いました。
開口一番、
「痩せたね。」と言われました。
これって
たとえ相手の気のせいであっても嬉しい言葉です。(笑)
実際は、前回彼女と会った時と
体重は変わっていないんですけどね。^^
彼女のロンドンでの仕事ぶりとか
将来的にはオーストラリアで働きたい話などを聞いて、
久々に心地よい刺激を受けました。
話がとりとめもなく流れて行く中で、
共通の友人、Nちゃんの話題に…
ナースの友人とNちゃんは、
私達グループの中でも一番仲が良く、
彼女がロンドンに住み始めてからも、
手紙やメールで頻繁に連絡を取り合っていました。
私が、
1年ほど前に
Nちゃんに会った時には、
公務員の彼と真面目なお付き合いをしていて
とても幸せそうだったから、
もうそろそろ結婚する頃かなと思っていたのです。
ちなみに
Nちゃんは20代後半で、彼氏は30代前半です。
ところが、
彼女から話を聞いてみると、
Nちゃんと彼は、
2年間のお付合いの末、別れたとのこと。
別離の際の彼の言葉は、
「君が結婚を考えるなら、これ以上は付き合えない。」
彼のこの言葉に
Nちゃんは相当ショックを受けていたといいます。
経済的にも安定した一人暮しの30代前半の男性。
2年間のお付き合い期間には、
Nちゃんは、何度も彼のマンションに足を運び、
手料理を作ってあげたりもしていたそうです。
お料理、お裁縫はプロ並に上手だと
私達仲間の間でも評判のNちゃんです。
性格的にも
気の強い私などとは違って、
素直で優しい女性です。
Nちゃんの彼氏は、
何が不満だったんだろうという話になりました。
Nちゃんは、
「2年間、大きな諍いも無く付き合ってきたけれど、
1つだけずっと
気がかりだったことがあったの。」
と言っていたそうです。
交際期間にも
お母様の買い物に付き合わなければならないという理由で
デートを断られることが度々あったというのです。
娘と母親の関係が親密過ぎて
婚期を逸すという例はいくつか見ているけれど、
息子と母親の関係となると、
より話は複雑という感じですよね。^^;
他人には立ち入ることが出来ない領域というか…
でも、
Nちゃんにとっては
結婚前に別離したということで、
不幸中の幸いと言えるかもしれません。
パートナーに対する
漠然とした不安や不満を抱えたまま
長年連れ添うなんて難しいことですし…
「何だか最近、
結婚を考えるのが億劫になって来ちゃった。(苦笑)」
ナースの友人は、そう溜息を漏らした後、
「結婚はしたくないけど、子供だけ欲しいなぁ。」
と呟いていました。
私の周囲には、
仕事が出来て、自立していて、彼氏もいて、
子供は欲しいけど結婚はしたくないという女性が
多いような気がします。
結婚したい理由も
結婚したくない理由も
男と女では
異なるものなのでしょうか。
小夜子
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