Love Letters
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朝、
あなたから電話がありました。
私が別れを言い出したことなど
忘れてしまったかのように
明るく冗談を言うあなた。
夜、
PCを開くと
あなたからメールが届いていました。
朝の電話のことに触れて
こう書いてありました。
多少は気分が回復したでしょうか?
何とか小夜子が笑えるように
話をもっていこうと努力したのだけど。^^
猫じゃらしがいる?(笑)
あなたは、
私のことを子猫みたいだって言います。
猫じゃらし一つで
私のご機嫌が直ると思ったのでしょうか。
就寝前には、
ICQにもあなたからのメッセージ。
明日から出張です。
一泊の予定ですが、
ひょっとしたら二泊かも。
以前、あなたがこう言っていました。
「小夜子とは、別れられないような気がする。」
私は、
いつ別れが訪れたとしても、
潔く笑顔で別れを告げようと
ずっと思っていました。
その一方で、
あなたとは決して別れられないのではないかという
漠然とした想いもありました。
今、
あなたに会ってしまえば、
互いの心は揺さぶられ、
求め合い、
私は、きっと
あなたに抱かれてしまうでしょう。
あなたと別れる唯一の方法は、
もう二度と会わないこと
ただそれだけのような気がします。
小夜子
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