Love Letters
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2003年06月03日(火) 上手な別れ方


 朝、

 あなたから電話がありました。

 私が別れを言い出したことなど

 忘れてしまったかのように

 明るく冗談を言うあなた。



 夜、

 PCを開くと

 あなたからメールが届いていました。

 朝の電話のことに触れて

 こう書いてありました。


  多少は気分が回復したでしょうか?

  何とか小夜子が笑えるように

  話をもっていこうと努力したのだけど。^^

  猫じゃらしがいる?(笑)




 あなたは、

 私のことを子猫みたいだって言います。

 猫じゃらし一つで

 私のご機嫌が直ると思ったのでしょうか。




 就寝前には、

 ICQにもあなたからのメッセージ。


  明日から出張です。

  一泊の予定ですが、

  ひょっとしたら二泊かも。




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 以前、あなたがこう言っていました。


 「小夜子とは、別れられないような気がする。」


 私は、

 いつ別れが訪れたとしても、

 潔く笑顔で別れを告げようと

 ずっと思っていました。


 その一方で、

 あなたとは決して別れられないのではないかという

 漠然とした想いもありました。




 今、

 あなたに会ってしまえば、

 互いの心は揺さぶられ、

 求め合い、

 私は、きっと

 あなたに抱かれてしまうでしょう。




 あなたと別れる唯一の方法は、

 もう二度と会わないこと

 ただそれだけのような気がします。



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小夜子

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