Love Letters
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2003年06月17日(火) 余韻


 あなたへの想いに

 ぽっかり空洞が出来たことは確かなのに、

 別れを告げるまでの理由にはならなくて…

 この空洞は、

 埋められることなく残るでしょう。

 時折、

 冷たい風が吹き抜けたりもするでしょう。




 土曜日のデートの帰り、

 私があなたの車を降りる前に、

 ほんの短い間、

 小さなKissを交わしたり、

 他愛のないお喋りをしたりしていました。




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 あなたの腕の中で

 オーガズムを感じる時、

 脹脛から足首にかけて

 痺れるほどの

 激しい硬直が起こります。




 強い快感と引き換えに、

 愛し合った後、暫くの間、

 私の脚は

 鈍い痛みを感じることになります。



 それは、

 私にとって

 あなたに抱かれた

 余韻のようなもの。



 私の

 乱れる姿を

 見ていたあなたは、

 その快感が強過ぎるために

 私の身体に起こる変化を

 心配してくれたのだと思います。

 


 例えば、

 あなたの優しさは、

 こんなところにあります。



 ピリオドは、

 まだ、

 打てそうにありません。



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小夜子

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