Love Letters
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あなたへの想いに
ぽっかり空洞が出来たことは確かなのに、
別れを告げるまでの理由にはならなくて…
この空洞は、
埋められることなく残るでしょう。
時折、
冷たい風が吹き抜けたりもするでしょう。
土曜日のデートの帰り、
私があなたの車を降りる前に、
ほんの短い間、
小さなKissを交わしたり、
他愛のないお喋りをしたりしていました。
あなたの腕の中で
オーガズムを感じる時、
脹脛から足首にかけて
痺れるほどの
激しい硬直が起こります。
強い快感と引き換えに、
愛し合った後、暫くの間、
私の脚は
鈍い痛みを感じることになります。
それは、
私にとって
あなたに抱かれた
余韻のようなもの。
私の
乱れる姿を
見ていたあなたは、
その快感が強過ぎるために
私の身体に起こる変化を
心配してくれたのだと思います。
例えば、
あなたの優しさは、
こんなところにあります。
ピリオドは、
まだ、
打てそうにありません。
小夜子
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