Love Letters
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2006年03月13日(月) 自覚

 
 「小夜子が逝った直後に、

  立て続けに何度も逝かせたくなる。」


 あなたが言いました。




 一度逝くと

 女の身体は逝き易くなり、

 何度でもオーガズムを感じます。






 完全にあなたの支配下に置かれて

 苦しみ悶える私を見たいと思うあなたは、

 紛れもないSでしょう。

 私が激しく懇願するまで、

 あなたは私が最も欲しいものを

 与えてくれようとはしません。




 一方的に感じさせられることに耐えかねて

 あなたのものに手を伸ばす私に、


 「やっぱり縛っておかなきゃいけないね。」


 と、あなたが言いました。




 羽毛のようなタッチで

 全身を撫で上げられる甘美と

 最も欲しいものを永遠にお預けにされたかのような苦悶。

 あなたがしたいことと

 私がされたいことが合致するのは、

 ベッドでの嗜好が良く似ているから…

 そして二人がそれを自覚しているからでしょう。



0574 W.S.R

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小夜子

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