Love Letters
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あなたが再入院することになりました。
病院で診察を受けた結果、
ここ数日の腹痛と発熱は
風邪によるものではなかったようです。
以前に発症した病気の再発でした。
病室に空きが出たらすぐに入院出来るように
緊急入院の予約をしたと
あなたからメールがありました。
緊急入院が必要なほどの病状なのに
すぐに入院出来ないなんて…
どの位の日数を待たなければならないのか、
あなたの病状が心配です。
休み時間にあなたに電話をしました。
「痛みは大丈夫?」
「昨夜はひどくて眠れなかった。」
「早く入院出来るといいね。」
「うん。
とりあえず仕事は休むよ。」
「お家でゆっくり休んで。
一人で大丈夫?
お母さんにお仕事休んで来てもらったら?」
「安静にしてれば大丈夫。
前回よりは早く入院出来ると思うし。」
電話を切った後、
あなたからメールがありました。
GWのデートも駄目になりそうだから、
私を慰めようとするあなたの優しさでしょう。
こんな時なのに、
遠くにいて何も出来ない自分をもどかしく感じます。
夜、インターネットで
あなたの病気について調べました。
早く処置をしなければ命の危険が伴うと記されていました。
外科手術が可能な病院へ
早急に入院しなければならないと。
もし近くに住んでいたら、
すぐに駆けつけることが出来るのに。
「一人でも大丈夫だから。」
たとえ近くにいても
あなたはそう言うに違いないけれど。
0574 W.S.R
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小夜子
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