Love Letters
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もう長いこと
お日様が高いうちから抱き合うなんてこと
ありませんでした。
そういうことが気恥ずかしくなったのか、
そんなに性急になる情熱も忘れていたのか…
ホテルのベッドで
しばらくあなたとじゃれていました。
遅めのランチを済ませたばかりで、
バーへ行くにはまだ早い時間。
あなたとじゃれている時の私は
まるで猫みたい。
くすぐったくて、気持ちよくて、切なくて
おかしな声が出ちゃう。
次第にあなたにもみくちゃにされて、
唇や耳たぶや首筋をいやらしく舐められて…
明るい日差しの中で、
気がおかしくなるほど
あなたを欲していました。
あなたのジーンズのジッパーに手をかけて
キャミソールとショーツになって、
あなたのものを愛しました。
あなたの瞳を時々見つめながら、
あなたが気持ち良くなるやり方で…
口の中で
愛しいソレが逞しくなっていくのを感じるのが
たまらなく好き。
あなたが感じているのを感じて、
狂おしいほど愛おしくなる…
「ねぇ、こうしてると、
びしょ濡れになっちゃう。」
あなたは無表情のような、
動物のオスのような眼差しで私をみつめ、
あなたの腿にこすりつけていた
私の胸のふくらみに手を伸ばし、
焦らすように可愛がるのでした。
0574 W.S.R
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小夜子
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