French Wolf の日記
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2001年01月18日(木) 離別 -- 本当に寒い季節はこれからかも知れない

やはり通じていなかった。お別れだ。

よい思い出として心にそっとしまっておこう。学んだことも多かった。途中のブランクもあったが、1 年弱。自分の場合、1 年というのが限界なのかもしれない。なぜか? とにかく、ダメなのだ。

自分は弱い。わがままだし、甘えん坊だし、融通が利かない。そんなことは百も承知である。

最後まで自分は愛情を伝えてきたつもりだった。だが、よく考えてみると、相手のため、と思ってしているはずのことが、実は自分の自己満足だったりしていたのかもしれない。そう、「こんなにキミを大切にしているんだよ」って思っている自分に惚れているのである。そんなはずはない、と一人の自分が主張する。瞬く間に別の自分が、所詮オマエはすべて自己完結してしまうタイプの人間なんだよ、とクールに言い返してくる。そうなんだ。開き直りではない。自分は自己完結してしまうのだ。

じゃ、愛情を本当にきちんと相手に伝えるにはどうしたらよいのだろうか。誰か答えを知っているのか? 結婚して幸せに暮らしている夫婦、いや結婚しているかどうかは別にこの際関係ない。恋人でも話はまったく同じだからだ。とにかく、愛し合っている二人がお互いの愛をきちんとお互いに伝え、自分の愛が相手に伝わっていることを自分が確認するには、どうしたらよいのか。

みんなはどこでどうやって学習してくるのか。体験だけか? 勘で? 性善説?

人を愛することは難しい。よく考えてみると、今までの 27 年間本気で人を愛したことはないのかもしれない。逆に、自分は本当に愛されたことがあるのだろうか? 家族? どうなのだろうか?

傷ついている。相当深い傷を負っている。なんでそんな基本的なことさえ、キミには伝わらないのか。お互いにやはり自分のことしか見ていなかったのではないのか。

ここに明言しておくが、彼女とのことでウダウダと愚痴を書き連ねるのは今日だけにする。金輪際忘れる。というか、忘れるように努力する。自分ではない別人が体験したことにする。

新しい出発をするまでには、また時間がかかるのだろう。


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