French Wolf の日記
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昨日の夜は、結局朝型 3 時まで眠ることができなかった。 そして、今朝は 6 時半に目覚めた。寝不足である。
午前中は祖母の家でウダウダと過ごし、昼前に母の伯母 (亡くなった祖父の妹) の家にお邪魔することになった。伯母の家では、昼ご飯をご馳走になった。お寿司である。また、伯母の飼っている犬の散歩もした。なんだか今日はおかしな天気で、晴れたかと思いきや、急に雲が立ちこめてきたり、小雨がぱらついてきたり…。犬の散歩のときも花粉症のせいか、寒さのせいか、クシャミが止まらなかった。
午後 2 時半ごろ、お迎えの車が来て、祖母の家に戻った。途中、買い物をした。田舎のため、ひとつの場所で、すべての買い物の用を果たすのは難しく、何軒もの店を回らなければならなかった。
夕方はいつものとおり、テレビ三昧。夕ご飯は大好物のカレー。
こう書いていると、ずいぶんとのんびり過ごしているように思われるかもしれないが、さらに甘えてだらけきった生活を送っているかのように見えるかもしれないが、本人としてはかなり気を遣っている。慣れていない親戚とのつきあい、自宅ではなく祖母の家にいるというなんとなく落ち着かない気分。これは自分の家にいても同じだが、することがない、という退屈感。自分の家にいれば、一人で閉じこもっていられるが、ここではそうはいかない。ご飯だって、みんなと同じ時間にとらなければならない。要するに、自分のもっとも苦手とする、協調性を求められるのである。
ここまで甘い汁をすわせてもらっているのに、贅沢を言っているのは百も承知だが、やはり自分に居場所はここではないということを痛感させられる。家といっても、他人の家。いくら祖母の家、母の生家とはいえ、自分が生まれ育った土地ではないのである。かといって、新宿の自分のマンションに戻ったところで、そこは一人きり。一人が好きだといいながら、矛盾しているのだが、たしかに居場所はある。が、生きた心地がしない。万が一のとき、誰も助けてはくれない。難しい問題を抱えたものである。
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