French Wolf の日記
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| 2001年04月21日(土) |
新居でのお泊まりデビュー |
土曜日。
木曜日に医者からもらった薬「ルジオミール」が効きすぎた。昨日の夜、所定の服用量である、25 mg 2 錠を飲んだのだが、午前中いっぱい寝てしまった。午後になっても、調子が出ず、ダラダラしてしまった。いや、本来は毎日ダラダラしていないと療養にならないのである。
(そういって正当化しなくてもよいはずなのに、なぜか何かをしていないと罪悪感に駆られてしまう。これも病気の成せる業なのかもしれない。逆にそういう発想が病因になっているのかもしれない。が、いずれにせよ、こう考えてみると「卵か鶏か」の議論に陥ってしまう…。デッドエンドである。)
午後遅くなって、祖母のお見舞いに出かけたと思う。ああ、そうだ。叔父夫婦と母と一緒に車で出かけたのだ。そして、今晩は初めて新居に母と泊まることにしていたため、寝具を揃えたのである。揃えたといっても、必要最小限のもので、決して今後永遠に使える代物ではない。(もっとも、値段だけはかなり一人前だったが。)
お風呂とお酒を叔父の家で呼ばれ、帰りは車で新居まで送ってきてもらった。新築ではないのだが、家具のない、ただしゴミと開封されていないダンボール箱が山積み、紐で縛られた本が散在している家は、寒々しい。母親は 56 歳、年寄りといえば本人に出刃包丁で殺されるに違いないから、敢えてその表現は控えておくが、とにかく自分の 2 倍人生を歩んできた達人である。暖かい敷布団、掛け布団は母に譲り、自分はカーペットの上に毛布を敷き、背中が若干痛むものの我慢して眠りについたのであった。
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