French Wolf の日記
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2005年06月10日(金) TRADOSについて


金曜日。

仕事、トラブル、解決策見つかる、解決する、別のトラブル発生、復旧、仕事・・・。しかも今日はトラブル発生! これは後で自分が読み返しても参考になるように独り言日記にしておこう。(毎日同じようなものだが。)

仕事で Trados というソフトを使っている。これは、翻訳メモリ ツール。一度翻訳したものはデータベースとして保存しておける。英語と日本語のペアを登録しておけるわけだ。

そもそもは、Word の文書内のハイパーリンクが諸悪の根源だったのだ。通常の URL へのジャンプなら問題ないのだが、同じ文書の別のセクションへのハイパーリンクは取り扱いが面倒だ。といっても、普通に文書を読んだり、書いたりするときには便利だろう。俺が言っているのは、まさしく独り言で、Trados とハイパーリンクとの相性だ。

たとえば、「セクションA:○○○」というところが、文書内の別の箇所(Location Zとする)からリンクされていたとする。すると、○○○を翻訳して△△△とやった瞬間にLocation Zの文字列が△△△になってしまうのだ。ハイパーリンクなのだから当たり前だ。というか、これが反映されなくては同じ文書内のハイパーリンクを使う意味がない。

だが、これは Trados とメチャクチャ相性が悪い。というか実際は自分の無知が大きな原因だったのだが、それにしても Trados に対して今日どれだけ呪詛をつぶやいたことか・・・。もとは、ハイパーリンクの自動更新をオフにする方法を知っていれば回避できた問題だったのだ。俺はこれを知らなかったため、かなり苦戦していた。メーリング リストに問い合わせたら、某ヴェテランからダイレクトでメイルをいただき、アドヴァイスにしたがって対処したら問題は解決。

ハイパーリンクをオフにするには、編集メニューのリンクの設定で、すべてのリンクを自動更新せず、ロックしてしまえばよかったのだ。(独り言: あ、あとフィールドコード表示にしておいた方が後々便利だということも教わった。)

で、ここでひとつ問題が解決したと思ったら、残念。今までの作業していたファイルにこれを反映させるためにはすべて最初からやり直ししなければならない。といっても翻訳作業をゼロからやるわけではない。ここで Trados 大活躍だ。つまり、前回作業したものはデータとして残っているのだから、もう一回文書の頭からデータを引っ張り出して、対応する日本語がデータベースにある場合(あるに決まっている。だって俺が翻訳して、登録してあるんだから!)和文をペーストしてもらえばよい。誰に? Trados にだよ。ところが、これを実行すると全角と半角が混在するセグメントは文字化け。ほとんど最初からすべてコピー&ペーストをやり直す羽目に・・・。

そこで、マクロでも使ってみるかと思い立ったのが2つめの不幸の始まりだった。誤って Trados に不可欠なマクロを削除してしまったのだ。本当は、これをベースにマクロをVBで作ろうと思ったのだが、マクロの編集ボタンを押したら、Trados純正のオリジナル マクロが上書きされてしまい、コピー&ペーストもできなくなってしまったのだ。そこで、Tradosをアンインストール。それでも解決しない。Microsoft Officeをアンインストール。それでも解決しない・・・。

ようやく思い出したのが、Normal.dotの削除だ。Wordの動作が挙動不審に陥ったときはたいていNormal.dotを削除すればよい、という大昔の原則を忘れていたのは迂闊だった。かくして消去されたNormal.dot。問題はすべて解決。ここまでに要した時間、、、朝4時から午後12時まで。それまで新規の翻訳は何一つやっていないのだ。

ハイパーリンクの問題は解決されたし、今後の手順も覚えた。収穫は大きかったが、実質的な作業は進んでいない。

夜は宝島で反省会。




今日の練習メニュー。

忙しい。しかも今日はちょっとしたトラブルも発生して、クラスには参加できなかった・・・。

プール到着が1時半くらい。500mグローブを付けてクロール。その後は200mグローブなしでクロール。各種泳法もとりあえず25m、または50mの単位で数本こなした。

ふ〜。プールの時間もきちんとスケジュールを立てた方がよさそうだ。



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