今日は近所のお家で棟上げがありました。
こういう地元の御祝儀には、竹生嶋の金紋本醸造を2本贈るのがこの辺の習慣です(ありがたや、ありがたや)。
きのう在庫をあらかた販売してしまったので、今日は朝一番から前々日にびん詰めしておいた金紋本醸造にラベラーでラベルをはり、トレードマークの緑色の包装紙を巻いて出荷です。
棟上の現場にお祝いのお酒を持っていくと、現場監督と施主さんが台風接近中の空模様の中、心配そうに作業を眺めています。
さてさて、こちらも台風がくる前に今日が期限のお仕事を片付けねばなりません(2時からは今津酒造組合の定例会があるのであせります。最近大津税務署や、今津税務署から酒類担当の方がお見えになるので、簡単に欠席という訳にもいかないしねえ)。
続いて長浜市のお得意に奈良漬粕の配達です。途中、木之本から長浜市にかけての田園地帯を横断する農道を通ると、半分以上の田んぼで稲が出穂しており、早いものは穂を垂れ気味にして強風に翻弄されています。
例年なら8月下旬から稲刈りですから、穂の中でお米が充実している最中の台風直撃になってしまい、お百姓さんはとっても心配しておいでだと思います。
万が一でも倒伏してしまえば、まともな収穫は期待できません。台風が大暴れしないことを祈るばかりです。
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