2004年01月11日(日) |
ネットの支持者は、現実を反映しているか |
総合商社で経済政策の研究員をしておられる方がHPで発表しておられる、「溜池通信」という1月10日の日記の一部です。
この日記を書いているのは、なんと私と同い年の方で、国際政治など固い話のほかに、柔らかい話もでてきて面白いので、お気に入りに登録して、ほろよいは毎日拝見しております。
引用は自己責任で自由ということなので、以下興味を持った部分を抜き出しました。
〇その1。ディーン候補の勢いがいつまで続くかについて、「ネットを有効に利用しているというけれども、ネットの支持者が移り気であることは韓国のノムヒョン大統領のその後の失速が示すところ。本当に信用できるのだろうか?」てなことをワタシが問題提起したら、元加藤紘一氏の政策秘書であった植木博士氏が、加藤政局のときの内幕を明かしてくれました。
〇加藤紘一事務所がHPを立ち上げた99年末の時点では、アクセス数は月に2000件程度だったけれど、加藤政局のさなかには1日あたり何十万件にも達したとのこと。そうなるとサーバーを変えなければならず、嫌がらせのウイルス攻撃などもあり、まことに大変であったそうです。この間、加藤紘一氏自身はほとんどメールに眼を通す暇はなかったそうですが、植木さん自身は「ネットの支援者は国民の標準サンプルではない」という印象を持った由。「ネットが政治を変える」というテーゼは、政治の側が積極的に情報発信をするようになったという意味では確かにその通りなのだけれども、有権者が政治を動かすことについては、まだまだ問題大有りということのようです。
全文を読みたい方は以下のアドレスへ http://tameike.net/comments.htm#new
「政治の世界では、ネットの支持者は国民の標準サンプルではない」ということらしいですが、商売の世界ではどうでしょうか。
ほろよいのHPは、開設してまだ1年もたっていませんが、1日平均30アクセスから40アクセスあり、愛読していただいる奇特な方もおられるようです。
頂戴するメールは、批判よりはお褒めの言葉を頂戴することが多く居心地がよいのですが、どうもその言葉に安住してはいけないように感じます。
新年をむかえ、さらにさらに精進です。
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