海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2004年02月03日(火) 甑(こしき)は倒れた



             ↑もうもうと蒸気をあげて米を蒸す甑

けさ最後の仕込み作業がありました。

きのう手洗いした吟吹雪(精米歩合50%)460kgを蒸して、放冷機で6度まで冷却、仕込みタンクに投入を済ませ、仕込第22号/純米大吟醸を留めました。

仕込みを開始した11月から累計し、原料白米23.470kgを仕込みに使ったことになります。

明日からは米を蒸す作業がなくなりますので、蒸す道具である「甑(こしき)」を片付けてしまうことから、この日を「甑倒し」といい、造り酒屋にとっては大きな節目の日です。

本来ならこの日の夕食は大宴会なのですが、いつも使わせていただく三軒となりの「湖里庵」さんが定休ですので、仕切りなおして明日が宴会の日になりました。

これで杜氏さんをはじめ、蔵人さんはひと息つけます。ほろよいも明日は久しぶりに大酒を呑みましょうか。


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