
いよいよ機は熟し、兵庫山田錦(精米歩合40%)純米大吟醸の、吊るし絞りを行ないました。
昼前から30分ほどかかって吊るしを行ない、1500リットルのタンクに酒袋で40袋ほど吊るし、夕方までかかって斗ビンで4本(80リットル)取れました。
協会1401酵母のモロミなので、ギンギラギンの香りではなく、おだやかで上品な香りで、味わいは透明感がありキレもなかなかです。
3度の冷蔵庫で1週間ほど斗ビンのままで置いておくと、白濁したオリが底に沈殿し、味わいも乗ってきます。
オリに絡ませた期間は、出品酒の最後の調整の時期で、オリ離しは早過ぎても遅過ぎてもいけません。
全国入賞向けの香りの高い酵母を使っていませんので、品評会向けではありませんが、飲むには美味いお酒になりそうです。
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