海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2004年02月29日(日) 最初の袋しぼり




いよいよ機は熟し、兵庫山田錦(精米歩合40%)純米大吟醸の、吊るし絞りを行ないました。

昼前から30分ほどかかって吊るしを行ない、1500リットルのタンクに酒袋で40袋ほど吊るし、夕方までかかって斗ビンで4本(80リットル)取れました。

協会1401酵母のモロミなので、ギンギラギンの香りではなく、おだやかで上品な香りで、味わいは透明感がありキレもなかなかです。

3度の冷蔵庫で1週間ほど斗ビンのままで置いておくと、白濁したオリが底に沈殿し、味わいも乗ってきます。

オリに絡ませた期間は、出品酒の最後の調整の時期で、オリ離しは早過ぎても遅過ぎてもいけません。

全国入賞向けの香りの高い酵母を使っていませんので、品評会向けではありませんが、飲むには美味いお酒になりそうです。



 < 過去  目次  未来 >


ほろよい [HOMEPAGE]

My追加