
小学生に米作りの体験をさせる学習が、町内の各小学校ではじまり、当蔵の裏にありますマキノ東小学校5年生が田植えをしました。
去年の春頃からお話があり、当時PTA会長をしていた、ほろよいの田んぼに白羽の矢がたちました。
小学校から歩いてすぐで、1時間位で仕事が終わるくらいの面積の田んぼ、というまことに都合のよい条件にピッタリと合ってしまいました。
田植えのだんどりは耕作しているかたにすべておまかせで、準備ができたら、さあ小学生の出番です。わいわい言いながら苗を持ってへっぴりごしで田んぼの中に入っていきます。ヒルがいるとか足が抜けないとかまあ勝手なことをいいながら、ぼつぼつ苗を植えていきました。
米作りの1年間の作業の中で、田植えと稲刈りだけを体験し、雑草とりやら草刈り、水のやりとりなどは耕作している方におまかせなのですが、小学生が田んぼのドロの中に入って田植えをする経験も悪くないとは思います。
とはいうものの、よくも悪くも遊び感覚の田植えで、「人の口に入るものを作っている」という認識があんまり感じられないのが、少し残念でした(昔農家の子供がそんな緊張感のない手伝いをしていたら、お父さんあたりからゲンコツを頂戴するところです)。
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