
↑左より、新畠(新旭町/松の花)杜氏、西尾杜氏、滋賀の地酒サポータ永野さん、小川さん、幡さん(酒まつりのきき酒コンテストで、1.8リットルびん2本をゲット!)
第100回能登杜氏自醸酒品評会と、能登酒まつり出席のため石川県珠洲市へ。
朝5時に起床。ちょっと手薄気味だった土日販売用の商品のラベルはりをすませ、9時すぎに珠洲に出発です。
途中1回昼食のための休憩を取り、午後1時過ぎに酒まつりの会場に到着しました。
ちょうど100年前、1904年といえば日露戦争開戦の年で、能登杜氏組合の歴史の重みを実感します。そのころ酒税というのは国税の中の約1/3をしめていたそうで、日露戦争の戦費も酒税によってかなりの部分がまかなわれたそうです。
さっそく割り当てられたブースでお酒のサービスの準備です。冷やすための氷の準備をしたり(お燗の準備もしていたのですが、会場は体育館で火気厳禁とのこと、残念ながら断念しました)、パンフレットを準備していると、はやくも予定の時間、わが蔵の西尾杜氏も合流され、お客様がどんどん入場してこられました。
第100回の品評会に入賞された、能登杜氏の錚々たる面々がずらりと舞台にならばれ、表彰を受けられました。
ほとんど大部分が還暦をすぎ、孫もいるような方々ですが、皆さん生き生きと、そしてかくしゃくとしておられます。楽しいことばかりだけではないでしょうが、一生をささげられる仕事をもたれ、その成果を晴れの舞台で表彰されるとは、なんと幸せなことでしょうか。
ベテランの杜氏の中にまじり、若手の大阪交野市の「利休梅」の横路杜氏、滋賀県堅田の「浪の音」の中井杜氏も入賞を果され、能登杜氏の世代交代も順調のようです。
ひしめく来賓の長々とした祝辞のあと、ようやく乾杯となり、待ちかねた一般の参加者も能登杜氏のお酒をいろいろと味わっておられました。
ほろよいはお祭り終了のあと、西尾杜氏と飲みなおし、いつものように大酒を飲んで長い1日が終わりました。
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