弊社にとって、売上ベスト10にはいるクラスの酒販店さんが、昨日「自己破産」の手続きを開始されました。
社長さんが今年倒れられ、息子さんと奥さんががんばって切り盛りされていたのですが、どうにもならなかったようです。弁護士事務所から来た書類を見ると、けっこうな負債をかかえておられた様子です。
このお店にかぎらず、最も売らねばならない12月なのに、最盛期と比較すると情けなくなるような仕入れしかしないお店がゴロゴロしています。
「いい原料米を仕入れ、良質な日本酒を消費者に提供したい」というメーカーの思いとはうらはらに、既存の酒販売チャンネルの弱体化は目を覆うばかり。一体、酒の業界というのはどうしてここまで劣化したのでしょうか。
気やすめにもなりませんが、西洋の諺を一発!
「最も寒く暗いのは夜明け前」
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