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■ 藤掛さんのコンサート
今日、「藤掛ひろゆき」という人のコンサートが我が村であった。 この人は、この村出身のシンセサイザー奏者で、作曲もいくつか手がけているらしい。 我が村に「東白川村民の歌」(曲名は「みどりの里」)というものがあるのだが、これも彼の作品である。 コンサートは、昼の部と夜の部とがあり、暇な私はその両方に顏を出してきた。
夜の部では、三味線クラブとのジョイントがあり、クラブ員であるうちの母も、練習の成果を発揮していた。アナログな音とデジタルな音の競演がすばらしかった。
中身として面白かったのは、昼の部。 親子で楽しめるようなプログラムだった。 小中学生数人が藤掛さんの前でピアノを演奏して指導を受けたり、音の出るもの(ペットボトルと箸・空き缶と棒など)でリズムを取ってみたり、子供が無造作にひいたピアノの音から即興でふじかけさんが、曲を作ったりとか結構楽しめた。 藤掛さんの演奏もすばらしかったが、地元の(私の友達の娘でもある)中3のアスカちゃんが、弾いたオリジナルの曲「星空」(だったかな?)が、とってもよかった。 夜、星空を見上げたときにイメージした曲らしい。
聴いていて、私の中でイメージが浮かぶ。 「毎日が、いろんなことがあって躓いたり、悩んだりする。 ある日ふっと見上げた星空に、いくつもの星が瞬いていた。 しばらく眺めていたら、自分が今考えていること、悩んでいることが、それほどたいしたことではないことに気づいた。 (そうだ!そうだったんだ。) そう、気づいたらなんだか胸がすーとしてきた。 (よしゃー。明日からも楽しくがんばろう!!)」 こんな風に私は勝手にイメージした。
気持ちよさそうに、楽しげにピアノを弾くアスカちゃん。 こちらまで、気分が爽快になった。 とても、いい曲だと思った。
私は、音楽は好きなんだけど、ピアノを弾いたり、曲を書いたりは全くできないから、そういう才能がある人が羨ましい。 自分の思いを、表現できるって素敵だな。
そうそう、藤掛さんは言っていた。 「音楽って、楽しむもの。下手でも、間違っても大丈夫。楽しんで、演奏できればいい」
そして、こんなことも言っていた。 「いろいろなことに、感動する心をいつまでも持ちつづけて欲しい」 と。
そう。。。。 私自身、いつもそうありたいと思っている。 そして。。。 今日は、藤掛さんやアスカちゃんから音楽の楽しさ、心地よさを教えていただけた。 これも、私にとっては1つの感動となった。
2001年08月20日(月)
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