ちゃーむす日記
ちゃーむす



 感動

最近はサークルの話ばかりになってしまいますが・・・。

今年度も10回ほど村内外にて公演をしました。
今日は、美濃加茂文化会館へ行ってきました。

とってもきれいで大きな会場!
こんなところで公演するなんて今まで夢にも思わなかった。
それが、500人近くの観客を前に、20分間舞台に立ちました。

この話を受けたときは、不安だらけ。
私たちのサークルは、子供向けだし会場もせいぜい教室程度。
技術(台詞の言い回し、声色、音響効果)等もド素人並み!
そんな大きな会場で(目線もかなりちがうしね)、大人の人たちに何が伝わるのかなあ?そんな気持ちでいっぱいでした。

一度下見には行ってきました。
更に、びっくり!
(こんな大きいところかあ!!)
舞台での予行練習はなく、本番一発。

実は、私がすごく気にしていたこと。
それが音響。
普段はMDラジカセから音を流しているのだけれど、今回は会場の大きなスピーカー。
はたしてこのスピーカーから流れる音はうまくいくのだろうか?

台詞を録音し、それに効果音を重ね、更にBGMをかぶせる。
この作業担当が私なんだけど、なかなか自分の思ったようには作れない。
イメージがあって、それを現実にするために効果音やBGMを吟味するのが大変。
今回もどうにかマスターテープからMDに編集。
けれどノイズ(雑音)は気になるし、間のタイミングも気になる場所がいくつかある。
(大きなスピーカーから流れたらさぞかし聞きづらいだろうなあ。。)
ずーとためらっていた。

早めに会場に入り、舞台の組み立てをした。
その傍ら会場の音響係の人にMDを渡し、流してもらう。

大きなスピーカから流れるテーマ曲。
ぞくぞくした。
そして台詞が入り、メンバーの声が会場に響きわたる。

すっごい!!
なんか感動!!

思いのほか雑音は気にならない。

なんか感動!!めちゃ感動!

ちょっと、安心。


そして私たちの出番がやってきた。

緞帳が上がり、ライトが照らされた。
ホールの舞台上に私たちの人形劇用の舞台を設置してある。
その舞台の裏側にいる私たちは、観客の姿は見えない。
ただライトがまぶしい。

テーマ曲が流れる。
台詞が入る。

感動、感激。

ライトの熱で体が熱い。
みんな必死だ。

観客の反応が聞こえる。
どよめきだったり笑いだったり。

そんな手ごたえを感じながら、緞帳は下りた。

大成功と言えるのではないだろうか?
みんな心地よい疲労感に浸った。

JAの役員の方々、裏方の方々のねぎらいの言葉が嬉しかった。


こんな大きなホールで公演することは二度とないだろう。

(大きなスピーカはやはりいいなあ〜。)。

今回は本当に自分たちが役者になった気がした公演でもあった。




2004年03月11日(木)
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