ユキコの徒然草

2006年05月13日(土) 私の中の音楽上の頂点

私が生活してきた中で、たくさんの音楽と触れ合ってきましたが、
その頂点にたつのはいわずもがなMr.Childrenの皆様です。
Vo櫻井和寿の描き出す音楽は、とても繊細で、かつ力強く、
時に暖かく、時に厳しく皆さんに音楽を提供してきたのではないでしょうか。
そして音の厚みも凄いといつも思い知らされます。

良くミスチルを曖昧にしか捕らえていない人達が、
「ミスチルファンって、優しい人が多いよね」とか言いませんか?
私は何回か言われた事があります。
「あー。なんかミスチル好きそう」とか。
宗教的、なんてコトを言う人もいます。

そうかもしれない、と思うこともあります。
確かに彼が伝えてくるメッセージの中には、
半ば神がかり的なセリフが幾度となくでてきたのではないでしょうか。
その威力はすさまじいと私は思います。
日本の音楽シーンの中では、めずらしいと思います。
初めてじゃないでしょうか。
恋愛の歌がヒットする中で、
Mr.Childrenはそうでない音楽を幾つも私達に提供してくれました。
それは櫻井和寿の次世代のパワーが炸裂しているからかな、と私は思います。
そして、彼の歌に共鳴して、
たくさんの人達がたくさんの思想(?)に開花していった事でしょう。

それをきっかけに政治に興味を持った人もいるはずと思います。
世界の行く末に、人々の行き着く先に、何があるのか。
環境汚染の進む中、私達にできることはあるのか。
核兵器、テロ。
世界が幸せに暮らしていける方法は?
そんな様様な問題を、彼は私達に投げかけてくれました。
それによって、私も真剣に考えたり、悩んだりする事を覚えました。

歌のパワーは絶大だと私は思っています。
歌は世界共通です。
唯一言葉の壁を越えられるのが、音楽だと私は思います。

私は病に伏せた時、
一度だけ世界中の音楽の祭典のようなものを観たことがあります。
日本、アメリカはもちろん、
裸族のような人達も一緒に、音楽を鳴らしていました。
太鼓をたたく音。ドラムの音。
とてもとても楽しいものでした。

あんな映像を夢見て、今日もせっせと生きているのです。
脳裏に焼き付いて離れないのです。
それくらい素敵だったのです。
生きる希望も湧いてくるわけです。


Mr.Chldrenの音楽は日々新しく生まれ変わっています。
どの作品を聴いても、飽きる事がないです。
アルバムを聴くとよく解るのではないかと思いますが、
彼らの音楽は変化しているように思えます。
「変化」というより、「進化」といったほうが相応しいでしょうか。
音楽を一つ所にとどまらせず、
自分達の音楽をいつでも前へと突き進めているように思われます。
上手く言いあらわせないけど。

きっと、私達が今こうしている間にも。


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