2001年12月02日(日) |
君のこと頭から食べちゃうよ |
なんでこんなに集中しているかというと、 芝居の日程が集中しているからです。ぐすん。 これが終わればバイトが始まります。
そんなこんなで小田桐たつみちゃんと(又です) 「蜘蛛の巣」アガサクリスティ。 S席は7000円ですが、私たちは3Fのベンチシートで、 二人で7000円ととってもリーズナブル。 まあ、右手側なのでちょっと見えづらい所もありましたが、 まー、相当面白かったです。 私の今年のベスト1。 演出家の言葉を借りるなら、 「殺人と謎解きもある本格シツエーションコメディ」で、 まさにその通りなんですもの。なかなか云った通りに ならない作品のなんて多いことか。
嘘つきというか、上品にホラを吹く外交官の妻が、 自宅の書斎で死体を見つける。おりしもダンナが 外交上のbigな客を連れて帰ってくる・・・・。
ヒロインのクラリス(久世星佳)がチャーミングで舌先三寸、 でも憎めない、そして、じじいに可愛がられている。 (私のモエポイント) ダンナがマジメで誠実を絵に描いたようなんだけど、 ぽよよんで抜けている。当然、奥さんが大活躍で 家庭の平和が守られたことなんて、知らないの。 嗚呼、ある種、理想のふーふ。(モエポイント2) ちなみに表題はダンナの台詞。 それに対して妻は、 「あら、蜘蛛って雌が雄を食べるのよ」 みたいなことを返す。いちゃいちゃと。 この辺りマヤちゃん(ガラスの仮面)じゃないから、 うろ覚え。すまん。
最後のラブラブしている所がとてもお気に入りです。
役者も芸達者が揃っていて、脚本も素晴らしく、 (ちゃんと注意深く観ていれば、犯人が分かるように なっているのだ)笑える所は、ちゃんと笑えて、 しかもドタバタにならないで、あくまでエレガント。 幸福な舞台でした。S席で観ても良かったかも。
欲を云えば、細川俊之さんのローランド卿が 観たかったことと、(病気で降板された。さぞや クラリスをネコかわいがりしてくれただろう) ふーふのムスメ役をやった神戸みゆき・・・・。 とっても可愛かったのだが、彼女のSムーンを 観なかったことを後悔したのだが、 呪いで人を殺せることを信じちゃうなんて、 いくつの子供なんだろ。
どう見ても17才位しか見えないが・・・ ムム。
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