今夜も(ノ`´)ノミ┻┻ 

2002年08月17日(土) アルテイと後一つはナイショ。コワイから。

ドタチケットが出たと云うことで、急遽、樹ちゃんを
誘って行って参りました。新幹線の「アルテイ」
実は総勢18人の大所帯でした。(^▽^ケケケ
大所帯を実感したのは公演後だけだったのですが。

調布の駅で車内待ち合わせをして、
その後もピたぴたと予定通りに行動が進んで、
幸先いいやと思っていたら、良かったよぉ、アルテイ。
正直、水野美紀ちゃんの心配ばかりが先に立ち、
後はどうでも良かったのですが(ひでい)
素直に良かったです。
大和の征夷大将軍、田村の麻呂と
その征服される地の、長、アルテイの友情の物語。

新橋演舞場でダブル花道を使って、
二人の男を見つめ合いさせるというのが、
やりたくて、そして、ばっちし成功して、、、、
この一歩、間違うと単にほもくせいだけの話
に陥ってしまうのだが、ちゃんと面白かったわあ。

染五郎は前よりずっと上手かったし、
堤慎一、前に小粒なんて云って、
↑又はそれに近いこと。ごめんねって感じ。
イヤミのない好青年、ぼっちゃんだけどワイルドで、
でもツメの甘い男をイヤミ無く演じておりました。

女好きに見えて、単なる姉ちゃんのパイオツや
尻が好きなんだろうという輩の多い新幹線のヒーロー
の中で、珍しくちゃんとヒロイン鈴鹿を愛している彼は
それだけで花丸。一方のヒロイン、水野美紀は、、、
最初の場面でDanceをびしっと決めてくれた時は、
大丈夫ねとぐっと握り拳を握ったのですが、
一言喋った時点で、目眩が。まあ、初舞台だから、
しょうがないわよね〜と、めっちゃ採点の甘い私。
だって、好きなんだもん、割と。

しかし。2幕になってきゃぴるん娘(にしたかったんだと
思うが、なり損ねた)鈴鹿から、
「私は貴方様を護るためにココに居る。女でも無い、
男でもない」クールタイプの釼明丸(じんみょうまる)
なると、低めの感情を抑えた台詞回しが生きてくる。
(ぼう読みには違いないのだが)

頼むから、誰かこの子に人としての喜びを、
教えて上げてって感じ。アニメじゃ多いタイプの
美少女だけど、ナマで美少女ってのも貴重よねえ。
(ずらだけど)流れるきっちり黒髪が美しく、
ラストの方で堤慎一に倒れ込む所なんて、
ぞくぞくしちゃったもの。

アクションもこなしていたし。
(ただ、ひらひらスカートを穿いていた所為で、
見栄えがしていた前半に比べて、刀になれてないのか、
2幕の方がアクションいまいちに見えた感じが、ちとおしい)

でも、希望としては後、2、3回、別の芝居に出てから、
売春捜査官か飛龍伝(つかこうへい)に出て欲しいですね。

それから、ツッコミを一つ。一緒に見に行った方が、
「今回、橋本じゅんさん、出番が少ないんだけど、
最後、美味しいところを持っていくんですって」
「ふーん」と、思って見ましたが・・・
「それ単に渡辺いっけいと橋本じゅん、
間違ってませんか??」

でも、私も人のことは云えません。
ずっと、渡辺いっけいを橋本じゅんだと思っていて、
橋本じゅんを「誰かしら、このそっくりさんは?面白い」と、
一人でぼけておりましたから。

さて、終演後、一瞬だけ18人を一堂に介した直後に
おいとまを頂き、私とたつみさんと樹ちゃんは一路
シンジュクへ。大江戸線で、なぜか私はほっとかれ、
(^▽^ケケケ特撮の話しに花を咲かせる二人。
駅で食事し、呑みモードに突入する前に、
樹ちゃんとさよならし、私とたつみさんは
新宿のサザンシアターへ。・・・・芝居の梯子です。

前から一度見たいねえと云っていた劇団の
原作が好きな小説のシリーズからだったので、
はチャレンジしてみました。結果、失敗。

好きな人と嫌いな人にはっきりと別れる
と云われたのですが、私的にはそのレベルにも
達しないような。サザンシアター、広く見えたもんな。

時々、無闇な演出にいらついてみたり。途中の展開が
丁寧じゃないから、ラストが生きてこないし、時々、
ぽかっと変な間が出来るし。A日程B日程、作るんだったら、
両方ともきっちりそのレベルに達して欲しいのはワガママ?
それから、12才の娼婦が出てくるんだけど、
大人がやっているから、どうしても見えないわけ。
これはもう、演技力じゃなくて物理的な問題。(^▽^ケケケ

小説的には12才の娼婦でokだけど、舞台なんだから、
もうちっとだけでも、年齢を引き上げて欲しいと
少女大好き女としてはぷりぷりしたら、
「この劇団のファンの人はそんなことは
気にしないんじゃない」
と、云われました。

何時も忌憚のない意見をありがとう、小田桐さん。


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