| 2003年02月22日(土) |
■ラ・バヤデール+ニンゲン御破産 |
新国立劇場で当日券をゲットしました〜1500円 なんか適当にチケットが残っている公演なら、 開演30分前でに余裕に入れるかも。 実際、席空いていたし。
これはインドを舞台にしたバレエで、 神に仕える舞姫と戦士は愛し合っていたのが、 戦士は王様のムスメと結婚することになり、 邪魔になったムスメは謀殺される。 だが、そのことに激しく後悔した戦士、そして、 神の愛をそむいた二人には激しい天罰が下る のであったというのが、ざざっという大筋。
バレエの王子って、(この場合は戦士だが) どうして、ヘタレが多いのかしら???? 舞姫ニキヤがヘビで殺されるのだって、 半分は自分の所為だというのに。 ま、それはさておいて、普段から見慣れている ものではないので、あくまで私にとっては 雰囲気を楽しむものです。衣装とか綺麗だし。
回転とか見ても、おお、廻ってる〜廻ってる〜 あっ、ぐらついた〜てなもんだし。 こんな哀しい曲の間に、何故に陽気な曲が 入るのかとか。そして又、哀しいムードになる・・・。 それからスペクタル、寺院崩壊の場面、とか書いて あると、身構えちゃうけど、遠くから観劇している せいか、あんまりビックリしない・・・。 想像力の欠如か?
でも、やっぱ先に何があるか、知らしめるべき ではないよ。どっかで期待しちゃうしね。
ともかくバレエって、絶対に数こなさないと、 ちゃんとは見れないんだろうなと、思う。 判らないは、判らないで楽しいけど。 後、隣の人がブラボー親父(拍手している時に、 ブラボーって叫ぶ人でした〜) なんか思い入れのある人の観劇って、楽しい〜
で、終わった後、渋谷に行って、〜途中、 コクーン行く道を又、迷って、小田桐さんに迎えに 来て貰った〜ありがとう、いつもすまないねえ〜 大人計画&中村勘九郎さんの「ニンゲン御破産」 を見てきました。 まだやっているので、ネタばれが多少ありますので、 これからご覧になる方は読むのお止めになって下さいね。
簡単な粗筋は一人の、書けない狂言者の半生記。 ネタのない作家ほどコワくて切ないものはないという話し。 すっごい面白いお芝居ってツッコミどころか、 あまりなくて、ああ、来て良かったなあ、 又来たいなあと無条件にひれ伏しちゃう。
芝居好きな人には確実に見て欲しいし、 時間と何よりお金があったらもう一度、見たいかも。 だって、3時間半でげしゅよ。 そして、コクーンの当日はきっと立ちっぱ。。。。
でも、ラストというか主人公が実は女だったという設定は ?だと思うよ。(結局、突っ込んでいるジャン) 伏線あまりなかったし(いや、多少はあったけど、 それでいいのか?あれがそうなのか?)ばかりやったし。 気が付かなかっただけなのか?
昔の女だからってあの考え方はちょっとねえ。 いただけないってゆーか。 いや、江戸の人だからって考えて他の登場人物 を作ってないんだから、やっぱ が全部、ああゆう風に 考えているとは、思って欲しくないわけで。 いや、なんか唐突に思えたからね。 最後に赤ん坊が欲しいってのはさ。 男が考えた女、みたいで。
所で私、相変わらず男優の区別がつかなくて、 阿部サダヲさん、、、そういや居ないなあ。 阿部さんは板付き、最初からいたよ、自分。
あの黒太郎さん、誰だろ、よう動いているなあ、と 感心カンシンって、吹越満さんじゃん。 やーん!!!とか
後、特筆すべきは、堀のようにぐるっと舞台を 取り囲んだ、水ですね(お湯だったのかな?) 皆、がんがん飛び込むは、(私は見えなかった んだけど、一番前のお客さん、掛けるビニールを 貰っていたみたいです〜はねるから)船浮かべるわ、 中から這い出てくるわ〜舞台びちょびちょの上に 雪を降らせて休憩時間に掃除機がーがー掛けていて、 二階まで音、聞こえるわ
ああ、なんか舞台は生きているって感じで、 そーゆーの大好きなんさ。
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