2005年07月10日(日) |
■新国立劇場−バックステージツアー |
新国立劇場はオペラ公演の後の日曜日に、 バックステージツアーを執り行ってくれます。
通常の公演では決して見られない文字通り 舞台裏を案内してくれるというものです。 って、まんま和訳なんですけど、だって、その通りなんだよので。
客席→オケピ覗いて(笑)下手→主舞台(セットあり) →上手→奈落→を見学のち、 最後に劇場案内ビデオを見て、アンケートを書いておしまいという ちょっとした大人の課外授業(笑)
で一時間半。これで、500円だから安いのですが、チケットが入手困難というか、ぴあで発売されてはいるのですが、店頭のみ。 10時スタートから、30分かな、ごとに計3回 一回の定員は20名と狭き門は狭き門です。
というか、うっかり発売日を忘れてしまったり、 気がつくと過ぎていたりと、そんなのばっかし。
朝から頑張って並んでチケットを取ったのですが、加減が判らず、 初回だったら、そんなに人も居ないだろう、なにせ朝早いからなと思って、 10時を選んだのですが、ちょっと後悔しました。
だって、9時45分集合だよ。 ええ、朝は泣いたけどね!!つうか、一名、ぎりぎり駆け込み!
でも、ツアー自体はというと、舞台好きは云うにおよばず、 後、機械好きさん(見ているのか?)にも、オススメ。
客席から見る、客席や舞台はすごく大きいのですが、 舞台からみる客席はそう感じないのに、ちょっとびっくり。 あれで1800人も入るんだからねえ。
でも、とにかく歩いていると広い。 ヒールの人は上履きみたいのを貸して貰えるんだけど、広い! というか、でかい! 天井もたっかい(4F分くらいか)
早代わりの装置が出来る用に、 上、下の舞台は主舞台と同じ大きさなんだそうで、(確か) もちろん、使い方(装置の組み方)にもよるのですけど、 その主舞台の後ろに、もう一つ、ステージがありまして、
その床がスライドしたり、浮いたり、沈んだりで、すごい。。。 ↑すいません、ちゃんとハナシを聞いたんですけど、何を 聞いても、すっげーって感じで、ちゃんと説明できないけど、
科学技術の粋を凝らしているのですよ。 バレエのステージ用には着地しても、足を痛めないような、スポンジ入りの シートを使ったり、あちこちに小さなモニターがあって、 指揮者の動きが舞台上、どこへでも判ったり。
そして、入り繰りは判らないのですが、 ステージはオペラ劇場と中劇場と小劇場が隣接しているということで、 また、びっくり。(道理で3つ公演が無いはずだ)
伊達に税金は投入していないというか。体育館のステージとは、全然違います。(マッチ箱と富士山、比較するようなものですが)
最後に奈落を案内して貰ったのですが、私達が連れて行って 貰ったのは、途中の踊り場みたいば所で、 さらにまだ3F分くらい下にやっと巨大なエレベーター?みたいなのが、 あった。暗すぎて、大きな機械がぼんやりとしか見れないけど、 穴みたいのを想像していたので、全然違っていた。
というわけで、想像以上に楽しい体験でした。機会を持てる方は是非。
参加客も老若男女、入り乱れというか、 舞台上の見取り図持っている学生さんとか、←建築学科か?
案内の人が、ステージ上で、 「手を叩いて、反響を確かめてもいいですよ」というので、 お言葉甘えまくりで、 ♪ある晴れた日、を歌っちゃう人とか居たしね。
ちなみに、うちらのグループは、 奈落はUnder Stageというだけで、モエモエしてました。(笑) その筋のばかりなので。
今度はセットがいろいろ変わるような、 蝶々夫人は、ベージュ色の淡い背景、一つだけだった、 派手な奴のに行きたいなあ。アイーダとか。
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