アナウンサー日記
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2001年03月09日(金) 長崎は住みにくい!? その1

 先日、隣の佐賀県にマイカーで行って来た。


 長崎県と佐賀県、隣り合っている県なのに、ガソリンの値段は全然違う。

 佐賀に行く前に、長崎市内でレギュラーガソリンを満タン給油したところ「1リッター当たり112円」だったが、佐賀市内では「リッター95円」で給油することができた。つまり、両者の差額は「17円」で、仮に40リッター給油すると、その差額は「17×40=680円」となる。さらに、1週間に1回給油を行うと仮定すると1年間は52週だから、年間で「680×52=35360円!!」もの差額に達する。

 長崎のドライバーは、佐賀のドライバーに比べて、随分とガソリン代を多く払っていることになる。なぜ同じ日本の、しかも隣り合っている県でこれほどの違いが生じるのか?


 理由はふたつある(とされている)。
 

 そのうちのひとつが、佐賀県が九州の交通の要衝であるため、ガソリンスタンド同士の顧客獲得競争が激しく、ガソリン単価を下げざるを得ない事情があること。実際、見たところ佐賀市内では概ね「リッター95〜97円」だったが(佐賀県内のスタンドは、長崎と違って、ガソリン単価をキチンと表示している店がほとんどなので価格で店を選ぶことができる)、福岡との県境の鳥栖などではさらに単価が低く、全国的に見ても最もガソリンが安い地域のひとつとなっている。

 もうひとつが、長崎県は離島が多くガソリンの輸送にお金がかかる為、どうしても単価が高くなる・・・というもっともらしい意見である。


 ふたつめに関しては突っ込みたい気持ちもあるのだが、とりあえず置いといて(苦笑)・・・長崎は全国的にみてもガソリンが非常に高い地域だというのは、紛れもない事実だ。なにしろ、佐賀市内のハイオク価格「リッター105〜107円」よりも、長崎のレギュラーの価格の方が高いなんて、ちょっと異常ではないか。



 このシリーズでは、長崎県の「住みにくさの理由」を、あえて挙げていきたいと思っている。長崎は決して「よかばっかい」のトコロではないのだ。(よかとこもしっとるばってんねー)

  
 


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