アナウンサー日記
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2003年06月22日(日) 映画「マトリックス・リローデッド」を見た。

 前作が最高に楽しめたのでかなり期待して見たが・・・なんというか難解な映画だった・・・。ひとつひとつのセリフに「う〜ん?」と首を捻りながら見てしまった。いや、つまらなかったわけじゃないのだが、さりとて「面白かったか?」と聞かれると・・・どうなんだろ?(笑) とりあえず、11月公開のパート3「レボリューション」は必ず見に行くつもりだ。


 まず「リローデッド」というタイトルからして、なんじゃそりゃ?という感じであるが、原題「THE MATRIX RELOADED」のつづりを見ると、「はあ・・・そういうことかいな」となんとなく分かる。ようするにこの映画、多少なりともコンピュータに親しんでいるひとじゃないとストーリー展開についていけない、非常にマニアックな内容である。もちろん、第1作を見ていることが大前提で、前作を見てない人は2時間18分、訳が分からないまま終わってしまうだろう。

 この映画、日本では「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」を上回る勢いで大ヒット上映が続いている。

 ・・・まあ、これまでの常識を打ち破るSFX映像とアクションシーンを眺めているだけでも十分圧倒される映画であるから、きっと大半の人はなんだかよく理解できないまま見てるんだろうなーと思ったりして。

 それにしても、内容がわかりにくいんだから、せめてタイトルだけでもなんとかできなかったのだろうか? 原題を大胆に意訳するセンスがほしいところだ。かつての洋画タイトルには「ローマの休日」「ある愛の詩」「太陽がいっぱい」・・・詩情あふれる名タイトルがたくさんあったが・・・(ちょっと例が古すぎるか!?)。 あ、そうそう「ロード・オブ・ザ・リング」も、翻訳本の「指輪物語」の方が絶対センスいいよなー。


 閑話休題。今回も、エンディングのタイトルロールが始まったら席を立つバ・・・ひとが結構いて苦々しく感じていたのだが、エンディングの終了直後、マトリックス3の予告編がいきなり始まったのである! やったーざまーみろーとはこのことである。みなさん、エンドロールは最後まで見るのが制作者への礼儀ってもんだし、見てればたまにいいこともありますよー。



 そういえば、大学時代は映画学科映像コース、現在はミュージシャンでMacユーザーの友人は、この映画をベタボメしてました。まあ、そういう方面の皆さんの脳髄にはストライクな映画だったようで。



 


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