アナウンサー日記
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2006年12月20日(水) 亀田興殻が「ちゃんと」勝った。

ボクシングの世界戦で、亀田興殻がランダエタに「ちゃんと」勝った。

KOこそ奪えなかったが、前回の試合とは違い、
素人目に見ても亀田選手が優位に試合を進めていたのは
明らかだった。

私は、基本的に人に敬語を使えないおバカな人々とは
お友達になりたくない人間だが、
実を言うと、亀田興殻くんだけは何だか憎めない。

あの笑顔の愛らしさから見て、
きっと根は悪くないはずだと思っている(笑)。
彼は実際の年齢(20才)よりも、
幼すぎるほどピュアなハートを持っているのではないか、とも思う。

例えば彼が、普段のあのまんまの服装と物言いで
(しかもパパ付き添いで)一般企業に就職してきたら
本人はさぞかし痛い目に遭うだろうが、
彼の持つ「ボクシング世界チャンピオン」という肩書きは
もはや劇画かファンタジーの領域に達しているので、
どんな変な性格でも、まったく問題はないのだ。


・・・そう、彼がボクシングの世界で勝ち続ける限りは。


私は彼に「勝って」ほしいと思う。
彼が有言実行のスーパーヒーローを演じ続けようとする限り、
私は亀田興殻を応援したい。


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