2007年04月21日(土) |
段々分かってきたのさ〜 |
「時かけ」DVDが届きました。 話もいいけど、背景が美しい…って まだ来てから観てないんですけども。
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台北旅行に行くことになりました。 3泊4日となってますが、深夜出発・早朝戻りなので 実質1泊2日みたいなものです。
…が、安い。 代理店勤務で良かった。 ちなみに残席の叩き売りだったので 金曜夕方売り切れ間近でのギリギリ予約。
久々の海外です。相方と喧騒にまみれた屋台で 美味しいものを食べてこようと思います。
相方のパスポートは切れていたので アクションがもうちょっと遅かったら それが理由で渡航断念するとこでした。
行けなかったら、もう二人はとことん 縁がないものだと決め付けて 別れるつもりでおりました。 …まだ頑張れよってことか、神様。
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でも何でなんだろうな 最近、相方を見ると、過去の人みたいに感じるんだが… ずっと、彼と足並みを揃えようと頑張ってきたのだが 歩調が合わないのね、育ってきた環境が違いすぎたか。 片や優良男子校&完全日本育ちで、秩序の中で暮らしてきて、 片や路上に牛がいるカオスな発展途上国等で育った帰国子女。
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「業に入れば業に従え」を 会社とか地域単位じゃなくて、国単位でやるってことは 結構腹を括らないと出来ないもんです。大人の場合は。 私もすっかり大人になって日本に染まっているから、 今からアフリカに住めとか言われたら、 覚悟を決めてからじゃないと行けない。 観光なら気楽なんだけど、住むとなると…うん。
子供の場合は、覚悟なんていらない。 それまで培ってきた日本での価値観とか、あんまりないから 抵抗も少なくて、すんなり丸呑みしちゃうのね。 あっさり業に従えちゃうの。
ずっと国内にいると、 こういう発想を意識すること自体が あまり一般的じゃないのでは? 「海外に出る」って選択肢そのものが無かったりするし。
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環境の変化に対する寛大さっていうのか? 場所の数だけ違った常識があるっていうか…
私と彼とは、その基準が合わない。 その価値観が、合わない。 彼はかなり限られた秩序の中で暮らしてきたので
ひとつ、彼が色々な世界を知っていくか ひとつ、私が、彼の世界に適応していくか (私にとっては随分限られているようにみえる)
後者を試してみたところ 閉塞感が拭えない。 寄り添う努力はしてみたよ。 帰国子女だからか、合う合わないはさておき 適応してみようとしちゃうんだ。 でもどうしても無理だった。 私はもう何でも丸呑みできる子供ではなかった。
でも、色々な価値観や世界や常識があるんだと 感じられる環境を好むことは、気質として残った。 私がすでに培ってしまった素質だから、 消せないし、消すつもりもあんまりない。 (だから何だかんだで、情報が集まる旅行業界に残ってるんだな)
彼は彼の世界で幸せなのだから 彼が無理をしてそれを壊す必要はない。
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結婚は、お互いがお互いを調整していくものらしいけど 「調整」じゃなくて「矯正」とか 「強制」や「強請」になるようだったら?
彼は「強請」なんてしなかった、けど 私が彼の方だけを見ていたら、 彼の(限られた)世界にしか触れられなくて しかも彼の仲間はどうもオタクとゲーマーが多いから 「げげっ、息詰まりそう!(私は)」 「お洒落な奴はいないんかい」と思ったり…
オタクの存在は興味深いし、 まぁそういうのもアリだろうと思うけど、 私自身は彼らのようにはなれないよ。たまに羨ましく思う。 ただ、だからこそ私は飄々としていられるんだろうな。
なんか、もしかして道が分かたれたのかなとも感じるけど 自分最優先でいいんだものね。 私は、オタクに、なれない! ならんでよろしい(笑)
私の人生は、彼のものではないから いやいやだとか、無理をして、 彼の元に「行ってあげ」なくていいんだ。 「行きたい」なら、行けばいいけど 恩着せがましくなるくらいなら それをしない方がいいんだ。
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でもこういう気質だとさ…
私は常に私と似た性質の人を「彼」にするか、
特定の彼以外に、別業種だとか、別の国籍だとか 違う趣味を持つ人だとか、「他の世界の住民」を 友人・知人として周囲に集めてくるか
どっちかじゃないと結婚なんか、まず無理じゃね?
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