切れ端。

2004年10月14日(木)

マンションの前に佇む
名前さえない野良猫に
宛ての無い手紙を渡そうか

死ぬ前の日に 生きてる意味を知れたらそれでいいよ

それまでは時に何かを望んでも
それほど必要でもないから
何も望まずに 風の流れを見るよ

夢さえ見えない部屋に
知った顔集めて朝まで
あてもない話をしようか 

起きる少し前に 君の顔を見れたらそれでいいよ

それまでは時に希望を持っても
たぶん叶わないと知ってる
もし叶ったら その時は全て捧げるよ

眠れない日は 愚かな事を考え続けて眠るよ

眠れない人のための夜
こんな時は自分の弱さが顔を出し
こんな時は思い出が一つ顔を出す

目が覚めるときには 全て忘れているのだろうか


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shinsuke [MAIL]