おてんきや日記
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2003年07月26日(土) 将来の夢は「おすもうさん」

「大きくなったらおすもうさんになる〜」

2歳の娘の生まれて初めての将来の夢はこうでした。
親としては、完全に苦笑い……。
否定してはいけないと思いつつも、複雑な心境でした。

ある日、何となくテレビで見たお相撲。
娘にとっては衝撃的だったのかもしれません。
そのとき、目をまん丸にして画面に映るお相撲を凝視していました。

何がそんなに娘の気持ちを引いたのでしょう。
大きくて太っちょのお相撲さん。
何より「裸ん坊ちゃん」だったことが、魅力的だったようです。
娘の実況中継が始まりました。
「おすもうさん、ダッコしてる〜」(取組のこと)
「ああっ! 転んじゃった!」
「おすもうさん、裸ん坊ちゃんでネンネしちゃった〜ハハハ(^^)」

それから、おもむろに自分も着ていたシャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ……。
パンツ一丁になって、「のこった! のこった!」と床の上をはいつくばり始めました。
「おんなじ! お相撲さんとおんなじ!」
キャハハハ〜っと、メチャクチャ楽しそう。

その日から、娘の将来の夢は「お相撲さん」になってしまいました。
これから成長していく中で、なりたいものがたくさん出てくることでしょうが、
一番最初が「お相撲さん」であったことは、娘が大きくなってもずっと語り継がれていくことだろうと思います。


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