競輪が好き。
競輪って、あの……、おやじがいっぱいいて、赤鉛筆と新聞片手にやじ飛ばしてる……。
そう、あの競輪。
テレビで観るのではなく、競輪場へ行って観るのがいい。

自己紹介をする機会があると、よく競輪の話題を持ち出した。
それだけで、「ちょっと変わった人」という印象を持たれていたかもしれない。
会社勤めのころは、同じ部署のどの男性陣よりも競輪については詳しかった。
競馬は見たことがあっても、競輪は……、という人が多い中で、
競馬には興味ないけど、競輪は面白いよ、という私は
やっぱりちょっと変わっているのかもしれない。

だって、何といっても競輪は自分の力で人が走っているんだもん。
ギャンブルという枠を超えて、スポーツだと私は認識している。
だから、別に賭け事が好きなわけではなくて
スポーツとして競輪を見ている。

昔、トレーニング指導を職にしていたことがあった。
場所柄からか何人もの競輪選手と接し、そのトレーニングに関わった。
そのころの私は競輪には全く興味がなく、無知だった。
ただ、そのすばらしい肉体と、トレーニングに向かう真剣な姿勢・どん欲さは
どの選手にも共通するものがあり、圧倒された。

『人が走るから　競輪』確かこんなキャッチフレーズあったよね。
本当にその通り、熱くかっこいいスポーツなのである。

そして、そして、
競輪場の屋台のモツ煮が何とも言えず旨い！
モツ煮と焼きおにぎりをほおばりながら、次のレースが始まるのを待っている時間が
また楽しみの一つである。

仕事が一段落したから
きょうはナイターの競輪を見に行こう。
娘もおやじに負けず、いつも大きな声で応援する。
さあ、今日はどんな展開が待っているかな〜。
私の応援する選手は、もう決まっている……。

おてんきさん ｜MAIL

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