心も体もそうありたいものだね 決して折れない柔軟さと強靱さの融合 必要なだけ無駄なく発揮する力のコントロール 愛用の釣竿を手に取るたびに思うんだよな 決して繊細ではない私の腕力に屈して折れた竿数知れず この竿は重くて長くて扱いづらいとは思うし 同等の性能表示の竿もそれなりに有りはする ただ、「折れないな」って安心感があるのはこの竿だけ しなやか その一言に尽きる 荷重が掛かれば弧を描くも 秘める力の底は知れず 腕力だけでなく 全ての筋力を使っても耐える気がする と、ここまで書いて友人に言われた 「そもそも貴様の腕力があるからそこまで曲がるんだ」 を思い出した いや、同じ強さの他の竿は曲がりもしないのに折れるよ と言ってみたものの 「曲がらないで使う竿だからね そうそう折れないしね」 と返された つまり、しなやかには程遠いって話 か?
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