 |
 |
■■■
■■
■ 気持ちいい?(銀青)
ふわふわ、優しい香りに包まれて。 久しぶりの休日の午後が過ぎていく。
「エージ、気持ちいい?」 蒼太の声が浴室の中に、甘く響く。 「あー」 気の抜けたような映士の声も。
「どこか痒い所はございませんかー?」 おどけた口調で、蒼太が尋ねる。 「全部」 瞳を閉じたまま、映士が答えれば、 蒼太の肩が小さく震えた。 「…ぷっ。本当に俺様なんだから。 とんだ甘えたさんだね」 そう言う蒼太の声は、どこか楽しそうで、 映士は満足する。
「あれ、白髪があるよ?エージ?」 蒼太の指が、映士の髪の一房を、 摘み上げると。 「こら、ソータ」 それを、咎めるように映士が軽く払う。 「冗談だってば。僕は好きだよ」 「あ?」 「だから、この髪がさ」 愛しむような、蒼太の声音。 「何でだよ」 素直に、映士が疑問を口にすれば。 「だって、エージが愛されて生まれてきた、 証拠だもんね」 やわらかに紡ぎ出された、蒼太の言葉に、 映士の心臓が高鳴る。 「だから、好きだよ?」 静かに、映士の顔を上向かせると、蒼太は 小さな口づけを額へ落した。
「さーて、流しますよ?お客さま」 驚き顔の映士は置いておいて。 蒼太はシャワーコックを捻る。 白い湯気が立ち上がり、みるみる間に、 浴室を満たしていく。
「こんな甘い休日も、たまにはいーんじゃない?」
恋人に尋ねる10の台詞より。 (配布元:xxx-titlesさま) 「気持ちいい?」デシタ。 結局、先日誤って消去した、銀青話の 復旧が難しく…違う話を作りました。 本日(正確には昨日)一つ、歳をとりまして。 最初の小話です。 エージの髪をソタ君が洗っている。 そんなイメージで書いてましたが、 別に髪じゃなくて、体でもいいです。 (いいの?) 握手会のまーくん眩しすぎて、銀青しか 出てきません(なぜ!笑) つーかブログ(直飛び厳禁)の北海道 写真やら、先週のビジュ☆BO日記に すっかり頭がやられてますですよ。 まーふぃー凄いよ!!
2007年04月10日(火)
|
|
 |