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■ どっちが好き?(黒青)
シャワーを浴び終え、濡れた髪を タオルで拭きながら、リビングへ戻ってみると。 「よう」 …真墨がいた。しかも、勝手に。 フローリングの上で、のんびりくつろいでいる。 「にゃあ」 未夢は、ちゃっかり真墨の膝の上。 「何してるの?」 「見ればわかるだろ、未夢に呼ばれたんだ」 真墨の体温が心地よいのか、未夢はどこか満足そうだ。 「いや、僕は勝手に入った事を、責めたつもりなんだけど…」 これ以上、何か言っても空回りしそうなので、 取り敢えず真墨の隣に腰を下ろす。 「にゃ」 小さく一鳴きして、未夢が僕の膝へ移動してきた。 「オイっ、未夢!お前、俺と蒼太、 どっちが好きなんだよっ」 慌てた真墨の声に、思わず笑ってしまう。 「そりゃあ、僕だよね?未夢♪」 柔らかな体を抱き上げて、そっとキス。 未夢が目を細める。 「…」 無言で、真墨が僕の服の襟元を引っ張る。 ゆっくり、真墨の顔が近づいて。 「…未夢が見てるんですけど?」 たっぷり十秒。 時間をかけて離れた唇の熱さが、僕に残されて。 照れ隠しに抗議してみた。 「別にいいだろ」 そう言った、真墨の顔も赤くなっていたから、 やっぱり真墨も恥ずかしかったんだろう。 ホント、好きだなぁ。 そう、自覚した夜だった。
恋人に尋ねる10の台詞より。「どっちが好き?」デシタ。 よーやく黒青!!
何やら、突然、ワタクシに役職がつく事に… 本人に、何の話もなく、来週月曜から 出世ですよ、と紙切れ一枚渡されました…。 面倒ごとは嫌なんですケド…(^^;) 気が重いです…。
2007年04月11日(水)
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