■ 日々の歩み。 ■
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2003年03月13日(木) 勝手にしやがれ。

 朝、めざましテレビで、蜷川幸雄が監督の映画、「青の炎」の宣伝してまして。
蜷川は気になるが、二ノ宮君とあややが主演というのが引っかかっていて、
見に行くべきなのか行かないべきなのか悩んでいたので、参考にしようかと。

 その放送中、作品を見た映画関係者の方々の、歯が浮くような絶賛コメントが
いくつか紹介されまして、主演の二ノ宮君の演技については、特に皆さん、

「まるで●●の映画の、▲▲を彷彿とさせるような演技」

という、私が最も陳腐で恥ずかしいと憎んでいる典型的パターンのコメントをしていて、
なんだか気持ち悪かったです。

 ジェームス・ディーンだ、マット・デイモンだ、と外国人の名前があがる中で、

『太陽を盗んだ男』のジュリーを彷彿とさせる瑞々しい演技

というコメントには、思わずのけぞりました。
『太陽を盗んだ男』の沢田研二は、私も大好きですが、…瑞々しいか?
どちらかというと、ぎこちない、といった方が…。モノは言い様…。

 確かに、只のアイドルの映画出演、というには上手だったし、あの狂気を孕んだ
迫真の演技は、技巧を超えてエネルギッシュで、凄く格好よかったですが。

 蜷川サンが監督で、アイドル映画にありがちな、学校の文化祭かお遊戯会か、と
いうような、目を覆いたくなる演技をさせる訳がないので、結構よかったという
ことなんですかね…。

 結論。テレビで放映されたら見ようと思います。


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