なくて七癖。なんて諺もありますが。 人間誰しも、自覚無自覚に係らず、なんらかの癖があるものですね。
癖というのは、いつの間にか身についているものですが、 ストレスなどのマイナス要素から発生するものも多い。
例えば、髪をしきりと触る癖。 女性に多く見られる癖ですが、これは不安を感じたり自信がない場面でよく表れる。 髪以外にも、不安を感じると、身体の一部を触る癖は多いですよね。 鼻を触ったり、腕を組んだり撫でたり。耳たぶを触る人もいた。
俗に悪癖と言われるもので、爪噛みがありますが、私はこの癖がある。 不安になったりイライラしたり、ストレスが溜まった時に無意識に出ますが、 精神状態が不安定な時期が続くと、爪がガタガタになって、血が出るほど深爪に なるまで、ずっと噛み続ける。
幼稚園から高校くらいまでは、この癖が酷くて、よく母親に叱られたものです。 大学生頃からは、爪の形も気になるし、自分でも噛まないよう意識するように なって、随分治まってきましたが、今でもストレスが溜まると噛んでしまう ことが時々ある。
興味深いのは、私の妹も爪噛みの癖があるのですよ。 だから姉妹揃って、爪が深爪。
妹も、幼稚園から高校くらいまでがピークで、大学に入った頃には 落ち着いてきたらしいのですが、今でも精神的に追い詰められると出るらしい。
その他にも、妹と共通の癖がもう一つ。うつ伏せ寝。 布団を身体に巻きつけるようにするので、身体全体が布団にガードされるし、 顔も枕と接しているので、非常に安心感があって、寝やすいんですが、 習慣がない人には、非常に寝にくい体勢らしい。
腹を下にして寝るのは、野生動物に見られる寝方で、敵が睡眠中に襲って 来ても、すぐに逃げられるためだそうですが、姉妹揃って野生って…。 人間でうつ伏せ寝の場合は、自己防衛本能過剰 だと、なにかで読んだし。
癖も、生活環境が同じだと伝染するんですかね。 というか、実家の環境に問題があったのか…???
謎は深まるばかり。
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