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2003年07月07日(月) かささぎの橋。

 今日は七夕ですね。

 牽牛織女の、1年に1度だけの逢瀬の日。
「かささぎ(鵲)」という鳥が、天の河に
白い翼を広げて橋となり、2人を逢わせてくれる、
といわれております。

 笹の葉に色紙をゴテゴテ飾り付けて、煩悩にまみれた
お願い事を短冊に書いて吊るしたりしますが、
あれは江戸時代以降の風習だそうで。

 古くは平安時代に、中国から牽牛織女の伝説が伝わり、
織女が、機織りが巧みであったことから、裁縫が上手く
なるよう女の子がお祈りする、「乞巧奠(きこうでん)」
という行事が、日本の七夕の原点といわれています。

 裁縫の上達をお願いしていたのが、いつのまにか、
女の子の教養全般にお願い事が広がって、楽器など
芸事の上達をお祈りするようになっていったらしい。

 さすがご利益宗教、八百万の神を祭る日本人。
なんでも頼んじゃおう、という強欲な姿勢は昔から健在です。


 ところで、天の河って、牽牛が喉の渇きに堪えかねて、
瓜を割ったら汁が止まらなくなって出来たと、マンガ日本昔話で
子供の頃に見た記憶があるのですが。

 なんか、ベトベトしそうだね。


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まめ。 [HOMEPAGE]