妹と、夕飯を食べつつ日本アカデミー賞授賞式を見る。
日本アカデミー賞という制度自体は、 ちょっとこっ恥ずかしいというか、背筋がモゾモゾしてくる 感があるのですが、だって他に見るものがなかったから。
宮沢りえは、女優としてはともかく、三十路だっていうのに 噛みまくりつっかえまくりの、稚拙を通り越してすでに失礼の領域の あの頭の悪そうな司会はなんとかならんのかね、とか、
西田敏行は痩せたらより一層、ダチョウ倶楽部のリーダーに激似 だとか、どうでもいい感想をグダグダ言いながら見ていたまめ姉妹を 黙らせたものは。そう!
最優秀主演男優賞での、佐藤浩市(ちょっと酩酊気味)の涙。
自分が受賞して泣くんだったら、そんなに嬉しいか?とか 斜めに見たくなるんだけどさ。
受賞したの、共演の中井貴一なんだけど…。
比較的平然としている貴一の横で、既にワインで赤ら顔の佐藤浩市が、 感極まって泣いてるのを見て、お前じゃないだろ、と突っ込む前に、
この2人、出来てるのか?
と疑ってしまった私をお赦しください神様。
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