2004年06月26日(土) |
有楽町で会いましょう。 |
本日は、またまた有楽町まで、宝塚観劇。 すんごい、いい席でした。Kサンありがとうございます。
宝塚って、本拠地の宝塚大劇場で、客席数が約2,500席、 ちょっとコンパクトな東京でも、約2,000席もあるんで 観る席によって、全然印象が違うね。物理的に見えるものも違うが。 (2階最上席は、せり上がりの上部が見切れる…)
やっぱり正面に近い席で観る方が舞台全体が観やすいし、 1階前方の方が、舞台と近い分、臨場感があっていいのね。 当たり前のことだけど。しみじみ実感。
宝塚の舞台では、銀橋 という、本舞台から客席に張り出している 細長い通路のようなものがあり、歌ったりお芝居をしながら渡る時に、 至近距離ということもあって、結構、客席に向けて視線を投げるのね。
しかも狙ってやってるから、超いい笑顔や、すんごいキザった流し目で
「俺に惚れろよ、目で殺す!」 と言わんばかりの勢いの男役も多い。
前の方の席だと、なんとなく目が合う気がする んで ずっぽり嵌ってる大好きな男役とかいたら、嬉しいんだろうけど。
特に贔屓のいない私は、なんとなく、モゾモゾ気まずい照れ があった。 (実際にはあんな眩しいライト浴びてたら、見えないよ。勘違い)
さて、今回は 雪組 を観劇したんですが、
荒唐無稽な脚本を、力技で強行突破
という感じのお芝居は、題材(古事記)とポスターの雰囲気で 勝手に期待してしまった分、個人的にはちょっと肩透かしだったかなあ。
まあ、そこが宝塚らしいといえばそうだけど。 (私の思う宝塚らしさ、というのは、あんまりアテにならない)
王道ど真ん中、オーソドックスな展開のショー(踊りと歌が中心)の方が、 そんなに期待してなかったのに、意外にもすごく面白かった。
今回5回目の宝塚観劇でしたが、これで5組中、月・星・宙・雪と 4組制覇。(宙は2回観た) 残すところ花組だけか…。
組ごとの雰囲気の違い、というのもなんとなく判ってきました。 雪組は特出してる人はあんまりいないけど、小粒ながら粒が揃っていて 全体として纏まってる感じが。
なによりも、娘役がいちばん女の子っぽい組だ。
言葉は悪いですが、かなり年増のオネエサマもいるんだけど、 みんな キャピキャピ(死語だね…)していて、可愛い。
花抱えて、ピンクのスカート翻して歌ってるような、絵に描いたような 女の子らしい可憐さが、しっくりくる。
そういう意味で、宝塚を見たことがない人が、想像して期待している 宝塚っぽさが、いちばんある組なんではないですかね。
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